まちづくり参加セミナー「あそびから始める未来のつくりかた」を開催しました(11月19日)

ページ番号1016724  更新日 令和4年11月28日

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セミナー会場の様子

令和4年11月19日(土曜日)午前10時30分から正午、那加福祉センター集会室で、まちづくり参加セミナー「あそびから始める未来のつくりかた」を開催しました。

講師は青井健悟さん、モデレーターは戸高翼さんが務め、8人が参加しました。

青井さんが自己分析からたどり着いた、理想の環境への道程

講師の青井健悟さんとモデレーターの戸高翼さんのお話を聞く参加者の様子

セミナーでは、モデレーターの戸高さんの進行で、講師の青井さんがなぜ現在の活動に至っているのか、という経緯を中心に「あそびで人をつなぐ場所」をつくる「PEG~Peer Entertainment Garden~」の活動を紹介されました。

【青井さんの自己分析・補完】

「自分は人と関わりたいけれど、社交的にはなれない人間。社交的になれないが、論理的に考えることができる。社交的である彼(戸高翼さん)と一緒に活動することで、互いに補い合っている。」

【青井さんが求める理想の発見】

「高齢者の孤独死というのは社会的な問題のひとつだと思う。イギリスなどでは、孤独解消を目的とするカフェがあると聞くが、身近には存在しない。自分自身、社交的になれないけれど孤独は避けたいと思っているので、社交的でない人たちを、うまく繋げられる方法がないかと思った。」

【発見した課題解決のための仮説と実践】

「課題解決のヒントは子どもの時の自分にあった。
子どものときはあまり気にすることなく友達を作れたが、大人になってハードルが上がったのはなぜか。子どもと大人の違いを考えたときに、子どもは忖度しない・敬語を使わない・ボディタッチが普通にできる。これらの違いから、関係などを気にせずシンプルに遊びだけで繋がることができれば、問題が解決するのではないか、と仮説を立てて取り組み始めた。」

参加者へのアドバイス

アドバイスを受ける参加者の様子

活動紹介の後は、参加者ひとりひとりから「参加した理由」を聞き、個別のケースについて、お二人からアドバイスされました。

 

  • ちょうどいいゲームがなければ、自分たちで作ればいい。
  • 「いいことなのに、できていない」ことに対する切り口として、ゲームに限らず、参加者さん側目線で楽しくすることは有効。裏側に、自分たちの大事にしたいコンセプトを仕込む。表では、ただ楽しんでいたら勝手に学んでいた、という状況を自然に作って。
  • 自分ができていないことに対して、『どうしてできていないのだろう』と考えて。自分と真逆のタイプの人がうまくやるはずなので、そういう相手を見つけるとよい。
  • 多くの人が同じような活動をしている場合は、自分がその地域で唯一になれるところまで分解して考えるとよい。

参加者の感想

  • 今の仕事に参考になることがたくさんありました。みなさんのような人を育てることをがんばりたい、と改めて思いました。
  • 今回のセミナーが、もっと多くの人に渡るとよいと思いました。
  • アイスブレイクのカードゲームが楽しかったです。
  • 自分の思いを聞いてもらえる場があってよかったです。
  • 来てよかった。同じような考えの方々が多く、心強く感じました。

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