稲羽地区の不便さについて
提案
稲羽地区に80才を越える両親が住んでおります。
困っていることが2つあります。
一つは、子ども(私)は岐阜市在住ですが車に乗れず、親の所へ行く時は、ふれあいバスを利用しても本数が少なく大変不便です。
逆に稲羽地区に住むという事は、車が必須で免許証返納を説得することがとても難しいです。
今まで自家用車に乗っていた人間がふれあいバスを利用したいと思うぐらいの本数にしていただきたいです。今まで車検に掛かっていた費用より安い協力金を出してもらうとか、何かよい方法は無いのでしょうか?決して大きなバスではなくてよいと思うので、出掛けたいと思った時に直ぐに出掛けられるぐらいの本数が欲しいです。
もう一つ困る事は日々の買い物です。
まだ買い物支援を受けるほどでは無いです。ネットは使えません。
イオンへは、ちょっとしたものでも自家用車で5~10分で、買いに行けますが、年寄りが歩くと30分ぐらいでしょうか?とても無理です。日々の生活をどうするのか現実は困ったことになってきました。
以前は、小さな店もありましたが、もちろん今はありません。コンビニすら年寄りが歩いて行ける距離にはありません。
そこで、週に数回でよいのでイオンの協力を得て移動販売などを、していただけたらありがたいです。
自分での買い物は、高齢者の自立にも繋がると思います。高齢者が便利であれば、若者にも便利になり稲羽地区も、少しは住みやすくなるのではないでしょうか?
(令和2年11月4日受付)
回答
このたびは、市長へのご提案をいただきありがとうございます。
ふれあいバスに関しては、市内各地域での意見交換の場や実態調査などを行い、適宜、よりご利用いただきやすいよう改正・改善に取り組んでおります。稲羽地区を運行する稲羽線においては、令和元年10月に午前中の運行便を拡充し、通院や買い物など、日常生活の足の拡充を図ったところです。
また、ふれあいバスは、買い物の足としての利便性を高めるため、路線ごとに大型商業施設へ接続(乗り入れ)するよう運行ルートを設定しております。稲羽線に関しては、「アピタ・カーマホームセンター」停留所にて、同店舗の駐車場内まで乗り入れを行っております。
ふれあいバスの増便には運転手不足などの課題がありますが、今後とも常に市民や利用者のニーズに合うよう、ダイヤ・路線のリニューアルなどを随時検討してまいります。
このふれあいバスの運行のほか、市では、「住民主体の地域の高齢者等移動支援事業」を行っています。高齢者の介護予防教室に通うことが要件の一つになりますが、自治会などの地域主体がタクシー事業者と契約し、地域主体が負担する運行経費の一部を市が補助するもので、地域が主体となり高齢者の移動手段を確保する取り組みを支援しています。
また、市では、市民、自治会、NPO、民間企業など既存の組織や取り組みを活用しながら、新たな住民主体の取り組みの創出、地域関係のつながりづくり、地域の支援ニーズと取り組みのマッチングなどのコーディネート業務を行う「生活支援コーディネーター」を配置し、地域における日常生活のささえ合い活動を推進しています。
生活支援コーディネーターも参加する、地域の皆さんが気軽におしゃべりをしながら情報交換や新たなつながりを作る場「わがまち茶話会」も定期的に開催しております。ご提案の移動販売につきましては、地域のニーズとして、その総意により実現につながった事例もあるように、地域で連携していただくことも重要であると考えております。
このような地域との連携の取り組みも通しながら、課題の解決に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(担当:ふれあいバスに関すること 公共交通政策室 電話:058-383-9912
住民主体の地域の高齢者等移動支援事業・生活支援コーディネータ―・
わがまち茶話会に関すること 高齢福祉課 電話:058-383-2124)
このページに関するお問い合わせ
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電話:058-383-1884
まちづくり推進課 生活相談係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。