【360度3D】鵜沼の古墳から見つかった「卑弥呼の鏡」(?)

ページ番号1005194  更新日 令和4年10月8日

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三角縁波文帯四神二獣鏡(市重要文化財)

三角縁波文帯四神二獣鏡

 これは、鵜沼西町にあった「一輪山古墳(いちりんやまこふん)」から出土した、青銅製の鏡です。

 一見、鏡には見えませんが、裏側は平らに磨かれて、鏡として姿を写すことができました。名前の「三角縁(さんかくぶち)」とは、鏡の縁の断面が三角形になるところから付けられています。また、「四神二獣」の名のとおり、4体の神と2体の獣の姿が彫られています。直径は21.8センチメートルです。

 三角縁神獣鏡は、中国の歴史書「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」に登場する、邪馬台国(やまたいこく)の卑弥呼(ひみこ)に、魏の皇帝が送ったものだという説があります。

 この鏡が見つかった一輪山古墳は、大正時代に壊され残っていませんが、鏡は平成4年に市の重要文化財に指定され、中央図書館3階の埋蔵文化財調査センターで大切に保管されています。

3Dモデルで見てみよう!

大同大学の協力により、資料の3Dモデルを作成・公開しています。
実際に手に取って資料を見るように、近づけたり、裏側をのぞいてみたりと、自由に資料を観察してみてください。
(協力:大同大学情報学部情報デザイン学科・横山研究室)

操作方法

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