クリーンセンターの施設概要・しくみ

ページ番号1001511　更新日令和3年8月5日

各務原市クリーンセンターは、「し尿（しにょう）」「浄化槽汚泥（じょうかそうおでい）」を処理する施設です。

し尿を処理している方法はいくつかあります。 1つ目は、下水道を使って処理する方法。2つ目は、浄化槽を設置して各家庭で処理する方法。3つ目は、家庭でそのまま貯めておき、バキュームカーでクリーンセンターへ運び処理する方法です。

1 施設概要

クリーンセンター内の設備については、今後も搬入物を安全に処理し続けるとともに、環境への影響をより小さくするための改良を行ってきました。改良に伴い平成26年度より処理水の放流を河川放流式から下水道放流式に変更しました。

さらに、施設の老朽化対策と地球環境保全のためになることを目的に、基幹的設備改良事業を行い、施設の長寿命化・安定運転とCO2排出量を20％以上削減できる施設へと生まれ変わりました。

クリーンセンターは、これからもまちの環境を守り続けます。

基幹的設備改良工事におけるCO2排出量削減の概要（きかんてきせつびかいりょうこうじにおけるしーおーつーはいしゅつりょうさくげんのがいよう）の画像

し尿・浄化槽汚泥は、受入槽・破砕ポンプを通って、夾雑物除去装置で砂やごみを取り除きます。

その後、し尿・浄化槽汚泥は高効率汚泥脱水機に移送され、汚泥と汚水に分離されます。分離された汚泥は、搬出先の工場で加工して再資源化されます。

分離された汚水は脱窒素槽（だつちっそそう）硝化槽（しょうかそう）二次脱窒素槽（にじだつちっそそう）など各槽に送られ、微生物などにより汚れのもととなる有機物やアンモニアの大部分が分解されます。きれいになった処理水は下水道へ放流されます。