令和5年7月28日記者会見について

ページ番号1018778  更新日 令和5年9月28日

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有機フッ素化合物への各務原市の対応

有機フッ素化合物について

有機フッ素化合物とは

有機フッ素化合物の代表的なものとして、PFOS、PFOAがあります。これらは環境中で分解されにくく、近年、環境残留性や蓄積性、長期毒性の疑いなどから国際的に製造等が禁止されています。令和2年4月1日に、国の水質管理目標設定項目(暫定目標値:PFOS、PFOAの合算値で50ng/L以下)に設定されました。

人への健康被害

動物実験では、肝臓の機能や仔動物(動物のこども)体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されていますが、どの程度の量や濃度で身体に入るとどのような影響を及ぼすかについては未だ確定的な知見は無く、現在も国際的にさまざまな知見に基づく検討が進められています。PFOS、PFOAの摂取が主たる要因とみられる個人の健康被害が発生したという事例は、現時点では、確認されていません。

各務原市の検出状況

各家庭の飲料水のPFOSおよびPFOAと同じ値になる「原水集合」について、令和2年11月に水質検査を実施したところ、市内の主要な水源である、西市場は9ng/L、三井は99ng/Lが検出されました。

令和3年5月、三井水源地の13カ所の取水井のうち、7カ所で暫定目標値を超過しており、最も濃度が高い(550ng/L)No.8取水井の運用を停止しました。さらに、令和4年4月の検査の結果、濃度が高いNo.1・9・10取水井の運用も停止しました。
※令和5年8月28日の水質検査結果を受けて、No.7の運用を停止し、No.1の運用を再開しました。

記者会見配布資料

低減対策の取り組み

PFOSおよびPFOAが暫定目標値以下となる方策について、令和4年9月から令和5年2月にかけて基本構想を策定しました。
その中では代替え水源地の案、浄化処理をする案の二つの案を比較、検討しました。結果、浄化処理をする案に決定し、令和5年5月から基本設計に着手しています。
令和5年8月7日、PFOSおよびPFOAの濃度を暫定目標値以下とするため、活性炭による浄化システムとして第一期工事の契約を締結しました。第一期工事は、既設曝気槽を利用して、遊離炭酸除去補助材の一部を活性炭に置き換え、PFOS・PFOAの除去機能を追加するものです。
最新情報は以下のページにて随時更新していきます。

よくあるご質問

お問い合わせの多いご質問に対する回答を掲載しています。
内容は随時、更新します。

問い合わせ先

【水道水の水質に関する問い合わせ先】
058-383-7115(水道部 水道施設課 浄配水係)

ご案内時間:8時30分~17時15分(平日)


【個人で井戸を利用されている方の問い合わせ先】
058-383-4232(市民生活部 環境政策課 環境保全係)

ご案内時間:8時30分~17時15分(平日)

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このページに関するお問い合わせ

水道施設課
各務原市三井東町4-32
電話:058-383-7116
水道施設課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。