各務原市まちづくり担い手育成支援事業2025 第8回を開催(11月12日)

ページ番号1026098  更新日 令和7年11月19日

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市民協働のまちづくりのための新たな担い手の育成を目的とする「各務原市まちづくり担い手育成支援事業」。若者が担い手としての一歩を踏み出すきっかけなるよう実施するものです。令和7年度は「DISCOVER KAKAMIGAHARA~いつものまちに新しい発見を~」をテーマに、特殊技能を持つ事業者や特徴的な取り組みをしている事業者を取材し、魅力の伝え方を工夫し、発信する企画に、全9回のワークショップの中で計画から実践まで自主的に取り組まれています。

11月12日(水曜日)午後7時~9時、まちの交民館「十’|TEN」(那加本町45)」において第8回「TENでやってみまショップ(2)の振り返り」を開催しました。

展示について振り返り

振り返り会議のようす

参加者からは、展示について以下のような振り返りがありました。

  • 身近な場所で体験してもらい、声を拾うことができた。自分たちが実際にインタビューをしたことを、直接来場者に伝えられたのは、嬉しかった。
  • 企業様、関係者の方々のお力添えがあって実現できた。コラボレーションを感じられたことは満足感があった。
  • 商品について、専門的なことや開発への思いは、本当の技術者でないと語れないので、受け手の満足感から考えると、説明が十分でなかったと思うが、中央図書館で11月24日(月曜日・祝日)まで開催の「えぎぬ展」や、あすかホールで11月8日(土曜日)に開催した「トク♡活♡フェスタ」など、企業担当者の方も直接関わるイベントにつなげられたことはよかった。

また、企業や商品をより知ってもらうためのアイデアとして、以下のような提案もありました。

  • 来場者には、車椅子に乗ったことがない人が多かった。公共施設などで車椅子を椅子の代わりに置いて「誰でも自由に座って、昇降を試していいですよ。」というような自然な体験が提供できたら認知度が上がるように思う。
  • 電動車いすを、庁舎間でモビリティとして借りて実際の走行を試すことができれば、認知度も上がり、使い方として面白いように思う。

事業全体の振り返り

「各務原市まちづくり担い手育成支援事業2025」全体を通しては、参加者から以下のような振り返りがありました。

  • 展示準備の日が最も楽しかった。他の人と試行錯誤し、自分が考えていることを障壁なくアウトプットできる場は貴重だった。よりお互いを知る時間があったらよかった。
  • 今回関わった人たちと、今後につながる可能性が見えた。今後も参加したい。
  • 全く異なる方向の人たちが集まる体験が面白かった。
  • 普段話せない人と話す場は必要だと思う。
  • 「考える」ことは誰でもできるが、「動いてみる」ということにはハードルがあるため、「動いてみる」という体験ができたことはよかった。
  • アウトプットがあることが魅力だったが、一方でハードだった。動いた経験のある方にチームで引っ張ってもらうことで、形になった。初めてまちづくりに取り組む人にとっては、取り組み内容がある程度具体的に決まっていると、取り組みやすいと思う。

講師コメント

参加者による振り返りを総括したあと、講師からは参加者の今後のまちづくりに対するアドバイスがありました。

  • まちに関して、気になるところを市役所に「要望」として伝えがちだが、もっとジブンゴトで関わることもできるのではないか。自分たちの生活するところは自分たちでも楽しくしていけばいい。
  • この先、何がどうつながるか、わからない時代。人と人をつなぐハブのような存在になれるのは、やはり、「人」。さまざまなコネクションを集め、「こういう人がいる」と知っていると、何かやりたいときに「相談できる」というカードになる。「つながっている」ということだけで、まちづくりになる。これは、まちの交差点、交民館としての「TEN」の役割でもあると思っている。
  • つながるために、集まる理由を作っていくことが大切だと思う。いろんな人の居場所、人と人が顔を合わせる場所ができたらいいと思うことが、那加エリアでのまちづくりにつながっている。

次回の予定

次回は11月26日(水曜日)に「十’|TEN」にて、第9回「まちづくりミーティング」を行います。

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