各務原市まちづくり担い手育成支援事業2025 第6回を開催(10月20日・24日)
市民協働のまちづくりのための新たな担い手の育成を目的とする「各務原市まちづくり担い手育成支援事業」。若者が担い手としての一歩を踏み出すきっかけなるよう実施するものです。令和7年度は「DISCOVER KAKAMIGAHARA~いつものまちに新しい発見を~」をテーマに、特殊技能を持つ事業者や特徴的な取り組みをしている事業者を取材し、魅力の伝え方を工夫し、発信する企画に、全9回のワークショップの中で計画から実践まで自主的に取り組まれています。
10月20日(月曜日)午後7時~8時、まちの交民館「十’|TEN」(那加本町45)」において産業チームが、
10月24日(金曜日)午後4時30分~6時30分、苅周株式会社(松本町1-201)において文芸チームが、それぞれ第6回を開催しました。
産業チーム

11月3日(月曜日・祝日)「第2回 やってみまショップ」には、株式会社今仙技術研究所のご協力のもと
- 無動力歩行支援機「ACSIVE(アクシブ)」の体験
- 移動支援機器「BabyLoco(ベビーロコ)」の展示
- 移乗解除ロボット「STAR(スター)」の展示
を行います。参加者たちはこれに先立ち、それぞれの魅力を紹介するパネルや動画の内容、体験の際のオペレーションを確認しました。
特にACSIVE(アクシブ)の体験では、体験者に合わせて大きさの調整や装着位置の確認が必要であるため、株式会社今仙技術研究所のご厚意で研修をしていただきました。参加者たちは、研修を受けたメンバーが社員の皆さんから教えていただいたことを共有しながら互いに装着を練習し、「位置が異なると動けない。」「重りをつけると効果がわかりやすい。」などと話しながら調整を行いました。
分担しての展示内容制作となるため、参加者の黒井さんが中心となり、印刷や動画の共通レイアウトを作成してイメージを統一しました。各自がまとめた内容を共通レイアウトに落とし込んで印刷し、パネルに張り付ける予定をしています。
また、「来場者に、紹介担当者の考えも伝わるように。」と、各参加者の紹介やコメントも展示することになり、参加者の江口さんがとりまとめを行いました。
たくさんの方に、最新の技術に触れるきっかけをつくりたいと、広報にも前向きに取り組み、名刺サイズのチラシも制作し、「友人に声を掛けたり、知っているお店に置いてもらったりしたいですね。」と話していました。
文芸チーム

11月3日(月曜日・祝日)の「第2回 やってみまショップ」では、苅周株式会社のご協力のもと、各務原市で作られる「絵絹」を紹介します。
絵絹は、主に日本画の基底材として使用されている平織の絹織物です。国内産のほぼ 100%を各務原市で生産していますが、時代の流れもあり、生産する工房もわずか。苅周株式会社は今も絵絹の生産を続ける数少ない会社のひとつで、専門工房としては国内唯一とおっしゃいます。
参加者の前田さんは、市学芸員の廣江さんのコーディネートのもと、講師の葉山さんらと苅周株式会社の工場を見学し、代表取締役の苅谷成彦さんにインタビューを行いながら、展示内容を相談しました。
生糸から絵絹ができるまでの工程と使用する機材を拝見し、機械化されている部分や品質への工夫、機材をつくる製造元の減少などの社会的課題と背景、絵絹の購入者や使われ方、使い方に合わせた加工や、生産者としての想い、ものづくりへの想いなどについてお聞きすることができました。
当日は、苅周株式会社より、絵絹のタペストリーや扇子をお借りして展示するほか、絵絹の端切れに触れていただく体験を提供する予定です。また、興味を持っていただいた方には11月1日(土曜日)から24日(月曜日・祝日)まで各務原市中央図書館で開催の「第2回@えぎぬ展」をご案内し、より多くの作品に触れていただく予定ということです。
次回の予定
次回は11月2日(日曜日)に産業文化センター2階第1会議室にて展示に向けた作業を行い、
11月3日(月曜日・祝日)午前10時から「十’|TEN」にて「第2回 TENでやってみまショップ」を開催します。
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