帯状疱疹ワクチン接種費用助成について

ページ番号1019494  更新日 令和5年11月2日

印刷大きな文字で印刷

提案

 水痘・帯状疱疹ウイルスは、神経の流れに沿って障がいをおよぼすことから、目や耳など感覚器の神経を傷つけると、失明や重篤な難聴などを引き起こします。運動神経を傷つけると、腕が上がらなくなるなどの麻痺や、おしっこが出ない排尿障害などの合併症につながるとされています。
 特に、老化やストレス等で免疫が落ちる50歳代以上で罹患率が高くなっています。
 水痘ワクチンの費用は6千円ですが、予防効果は50%~60%しかなく、それに比べ不活化の帯状疱疹予防ワクチンは予防効果が95%ありますが、2回接種が必要で費用は4万4千円ほどとなっています。 県内では6市町がワクチン接種の助成を行っています。
 当市では肺炎球菌予防接種については公費助成をされておりますが、帯状疱疹ワクチン接種は助成対象としていません。
 それで、当市においても、50歳以上を対象として、帯状疱疹ワクチン接種費用の半額を助成する制度を創設していただくことを要望します。
(令和5年9月25日受付)

回答

 このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
 予防接種には、予防接種法に基づき、国の示す分類により、市区町村が主体となって実施する「定期予防接種」と、希望者が各自で受ける「任意予防接種」があります。本市における予防接種への補助については、原則「定期予防接種」に対して実施しています。
 帯状疱疹の予防接種は、定期予防接種に位置付けられていないため、ご指摘いただいたとおり、本市には現時点で帯状疱疹ワクチンにかかる費用の助成制度はございません。
 帯状疱疹の予防接種に関しては、現在、厚生労働省において、定期接種化した場合の効果や方法等検討する審議会が継続しており、今後の国の動向を注視している状況です。
 予防接種の助成については、国が接種を助成するにあたり安全性、コスト、ワクチンの効果や目的などを総合的に判断し決定していますが、健康被害が発生した場合の補償額など定期接種と任意接種は差があることなどにより、助成制度創設にあたっては、市は国の議論等を慎重に見守りたいと考えております。
 国の方針が定まった場合には、速やかに対応を検討する予定です。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
(担当課:健康管理課 電話:058-383-7570)

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課 生活相談係
電話:058-383-1884
まちづくり推進課 生活相談係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。