食品ロスについて(事業者向け)

ページ番号1001464  更新日 令和3年2月12日

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食品ロスを減らすための事業者のみなさまへのお願い

食品ロスの現状

 日本において、まだ食べられるのに捨てられる食品、いわゆる食品ロスは、平成27年度において年間約646万トンにのぼると試算され、このうち約357万トンが事業者から排出されています。(農林水産省および環境省 平成27年度推計)この約357万トンという数字は、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成26年で年間約320万トン、平成26年WFP資料より)を上回る数字です。
 食品には多種の業種が関わっており、食品ロスを削減するためには、それぞれの立場で取り組むこと、協力しながら取り組むことを、できることから着実に進めていくことが大切です。食品ロス削減のため、事業者のみなさまにはご理解ご協力いただきますようお願い致します。
 

削減対策例

製造業

  • 賞味期限の延長・年月日表示ではなく年月表示にする。
  • 賞味期限の設定情報を開示し、適切な運用が図られるようにする。

卸売業

  • 配送時の汚破損を削減する。
  • 納品期限の緩和を検討する。

小売業

  • 小容量での販売やバラ売りを行う。
  • 賞味期限が迫っている食品や規格外品は、値引きなどを行い売り切る。
  • 農林水産省や環境省が公表している啓発資材を使用し、消費者への啓発を行う。

外食業

  • 来店者の好き嫌いや、食べきれる量に対応する。
  • 調理の際に可食部を残さないようにする。
  • 環境省が推進している3010運動など食品ロス削減に関する運動の周知を行う。

「ぎふ食べきり運動」協力店・協力企業の募集について

 岐阜県では、食品廃棄物を削減するための「ぎふ食べ切り運動」にご協力いただく飲食店等の協力店・協力企業を募集しています。協力店・協力企業には、登録証、登録店を示すステッカーのほか、ポスター等の啓発物品をお渡しします。また、岐阜県のホームページで、協力店・協力企業に登録されていることを紹介します。
 詳しくは下記リンク先(岐阜県「ぎふ食べきり運動」)をご覧ください。

外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン賛同企業の募集について(農林水産省)

 農林水産省では、外食時の食品ロスを削減するための「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンに賛同いただける外食事業者を募集しています。賛同事業者は農林水産省において公表を行う予定です。
 詳しくは、下記書類をご覧ください。

恵方巻きのシーズンを控えた食品の廃棄を削減するための取組について

 農林水産省は、食品ロス削減推進法を踏まえて、予約販売等の季節商品の需要に見合った販売を食品小売業者に呼びかけています。この中で、令和2年の恵方巻きシーズンのおいて、ロス削減プロジェクトに参画する食品小売事業者(26事業者)を公表しました。
 各務原市内の食品小売業者の皆様におかれましても、需要に見合った販売を推進していただくようお願い致します。
 上記発表について詳しくは下記URLをご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

環境政策課
電話:058-383-4230
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