公園都市各務原
平成13年より、各務原市は公園都市づくりをめざしてたくさんの公園をつくってきました。現在市内には150以上の公園があります。
ここでは、多くの公園の中から各務原市を代表する主な公園を4つ紹介します。
1.学びの森(まなびのもり)
ここは昔岐阜大学の農場があったところです。平成17年9月4ヘクタールの公園としてつくられ、その後平成19年11月に1.8ヘクタール分を追加し、5.8ヘクタールの大きな公園としました。(ナゴヤドームは4.8ヘクタール。)すり鉢のような「牧場(まきば)」や盛り上がった「陽だまりの丘(ひだまりのおか)」、トンボが観察できる「青葉の池(あおばのいけ)」「さざなみ」、霧の吹き出る「霧の泉(きりのいずみ)」など、いろいろと楽しめる場所があります。
2.各務野自然遺産の森(かかみのしぜんいさんのもり)
各務原市北部の山の中にある36.7ヘクタールのとても広い自然公園です。春は桜、秋にはもみじ、魚に昆虫など、いろいろな自然にふれあうことができます。緑豊かな森の中の散歩(これを森林浴と言います)は、心と体をリラックスさせます。また、1.6キロのマウンテンバイクコースもあります。
江戸時代の家を移築した「自然体験塾」では、毎週ボランティアによる自然体験講座が開かれています。
3.炉畑遺跡公園(ろばたいせきこうえん)
ここは約5,000年前の縄文時代といわれる時代に人が住んでいた跡です。最初の発掘は昭和43年に行われ、たくさんの土器や石器が出土しました。
縄文時代の生活を身近に感じ取ってもらうため、昭和48年3月に竪穴式住居を復元し、公園として利用できるようにしました。
平成18年には小川や森、掘立柱小屋なども復元し、公園面積も1ヘクタールと大きくしました。
4.河跡湖公園(かせきここうえん)
河跡湖とは川島地区を流れる鉄砲川の洪水の跡です。大洪水のたびに川の流れが変わっていましたが、大正末期から昭和初期にかけての河川改修工事で、現在の形ができました。
この川を中心として、周りを公園にする工事を行いました。川底にはヘドロとよばれる汚いどろがいっぱいたまっていたので、全部すくってきれいにしました。ヘドロを取る前に、地元の小学生が中心となり、魚の引っ越しを行いました。
平成21年3月に河跡湖公園が完成しました。
身近な遊び場や憩いの場として私たちの暮らしと結びついた公園となります。
「公園都市」って何だろう?
各務原市が進める公園都市づくりというのは、市内にたくさん公園があればいいというだけではありません。市全体が公園であるかのようなまち、それが公園都市です。
でも市全部が公園になるということはありえません。人が住む場所がいります。工場や店、道路も必要です。
では、公園都市というのはどういう市のことをいうのでしょうか。
それは公園と公園を結ぶ道やその周りの住宅などが緑いっぱいで、まちを歩いているだけで、まるで公園の中にいるかのように緑の豊かさを感じることのできるまちです。つまり、緑と緑をつないで連続化(ネットワーク化)していくことです。
ボランティア活動
各務原市はボランティア活動の盛んなところです。おなじみの「通学路見まもり隊(つうがくろみまもりたい)」だけでなく、市内の公園や緑を守ったり育てたりするボランティアの方もたくさんいます。地域の公園を支える各務原市独自のボランティア組織、「パークレンジャー」は64団体2,042人です(令和元年11月末)。
各務原市の公園都市づくりは、こうしたボランティアの方々の力によって支えられています。
公園を利用するときのお願い
公園は皆が利用する場所です。他の人の迷惑にならないようお互い気持ちよく利用したいものです。
よくある質問
(1) 公園でバーベキューをしてもいいの?
公園では市が許可をした特別の場合を除き、バーベキューや花火などの火の使用を安全のため禁止しています。
(2) 犬の散歩は大丈夫?
犬の散歩をしても大丈夫ですが、必ずひもを付けましょう。「うちの犬はかまないから大丈夫」と言う人もいますが、他の人にはそれがわかりません。また、フンは必ず散歩をさせた人が拾って持ち帰ってください。
(3) ごみはどうするの?
公園をきれいに使っていただくために、公園にはごみ箱を置いていません。ごみは必ず出した人が持ち帰りましょう。
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