各務原市は帰化植物の宝庫

ページ番号1001534  更新日 令和3年2月12日

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 帰化植物は、人の手によって国外から持ち込まれた植物のうちで、野外で勝手に生育するようになったもののことです。帰化植物の中で生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を与えるおそれのあるものは、法律で「特定外来生物(とくていがいらいせいぶつ)」に指定され、輸入や栽培などが規制されています。

帰化植物

帰化植物の写真

 各務原市には、メリケンカルカヤをはじめとしアレチハナガサ、キダチコンギク、ベニバナボロギク、セイタカアワダチソウ、ホソバヒメミソハギ、マツバウンランなど多くの帰化植物が確認されています。
 各務原市教育委員会の発行している「かかみ野の風土」によれば現在、約120種程度確認されています。そして、各務原市の帰化率(帰化植物数÷総種類数×100)は 、何と16.3パーセントでした。高山市(8.1パーセント)、多治見市(6.1パーセント)ですから、比較してみますと各務原市の帰化植物は、かけ離れて帰化率が高いことがわかります。


帰化植物の写真

 中でもブタクサやオオキンケイギクに代表されるキク科が、34種類と群をぬいて多く、メリケンカルカヤ、シナダレスズメガヤといったイネ科の14種類も目立ちます。最近は、栽培種が逸脱して自生し、帰化植物となったものが増えてきました。

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