緊急通報システムの機能の拡充について

ページ番号1006256  更新日 令和3年2月12日

印刷大きな文字で印刷

提案

 各務原市においては、要援護高齢者がその台帳に登録されています。 その登録者の中で各務原市では、緊急通報システムを申請に応じて貸与しています。
 現在の装置は、固定電話の近くに設置し、利用者が必要となった緊急時に緊急ボタンを押すのみで消防本部につながる仕組みです。あくまで利用者自らがボタンを押すことが必要です。
 さて、昨今の夏の状況を考えた場合、屋内で熱中症で救急搬送、場合によってお亡くなりになってしまっている報道を耳にします。そこで既存の装置のグレードアップを要望します。温度(湿度)センサーや、人感センサー機能を付けて、人がいる室内環境の異常をキャッチしたり、人の動きがないことをキャッチしたりして早期アラームで熱中症対策等に結び付けられないものかと考えます。装置を変更(新規利用者・既利用者は順次交換)して緊急事態の低減に生かしていけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
(令和2年8月24日受付 仲野 和幸さん)

回答

 このたびは、緊急通報システムについてのご提案をいただき、ありがとうございます。
 本市の高齢者の安否確認方法につきましては、地域包括支援センターによる訪問(電話)や、手渡しによる配食サービス、地域の民生児童委員やボランティアなどの方々のご協力による安否確認などが中心となっており、さらに疾病などにより緊急時の対応が必要な方につきましては、緊急通報システムを設置しています。
 現在のところ、皆様のご協力により大きな事故は起きておりませんが、近年の気温上昇による熱中症問題や新型コロナウィルス感染防止対策のため高齢者が外出を控える傾向などから、高齢者の安否確認などは重要な課題であると考えております。
 そのため、見守りが必要な高齢者の方に対して従来の緊急通報システムの機能に加え、定期的な安否確認ができる体制への見直しが必要であると考え、現在検討を進めているところです。
 ご提案いただきました、温度や人感センサーの機能につきましても、高齢者がより安全・安心に生活するために有効な手段であると考えますので見直しの参考とさせていただきます。また、有線電話回線が未設置の方に対しての支援も併せて検討してまいります。
 今後、事業の見直しが完了しましたら広報誌などによりご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
(担当:高齢福祉課 電話:058-383-1779)

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課
電話:058-383-1884
まちづくり推進課 生活相談係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。