救急車緊急走行時における対向車輌などへの対応について

ページ番号1006224  更新日 令和3年2月12日

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提案

 道路交通法によると「緊急自動車が近づいてきたときは-中略-道路の左側に寄って進路を譲らなければなりません。-以下略-」と定められている。
 これに従い、救急車出動時はその様に心掛けている。先般も片側一車線の狭い道路で側溝に落ちるのではないかと思いながら道を譲った。その際救急車はそのまま走り去った。
 美濃加茂市など近隣の市町村ではその際「ありがとうございました」「ご協力ありがとうございました」と アナウンスをしているが各務原市ではこの時だけでなく毎時も無言である。
この事は法律にも条例にも何も規定が無いので「そんな事をする必要はない」「それ処ではない」との事であればそれまでのことであるが。
 市長は総合計画の基本理念の一つに「やさしさ」を掲げているが、少し「やさしさ」はあれば自然と「ありがとうございました」の声かけが出るのではないかと思う。それがないのは残念に思う。
この事は市民だけでなく当市を通行する他市町村また他県の人達にも好印象を持ってもらえるのではないかと思う。
 小さなことではあるが、そんな小さなことの積み重ねが「大きなやさしさの輪」になっていくのではないかと思う。
(令和2年4月27日受付 山田 安重さん)

回答

 このたびは、市長へのご提案をいただきありがとうございます。また、日頃から救急車の安全で迅速な走行のため、道路左側に寄る、交差点の手前で一時停止していただくなどご協力をいただき感謝申し上げます。
救急車は、緊急走行時には赤色灯と共にサイレン(ピーポー音)を流しますが、その他に助手席乗車隊員が安全運転補助として必要な場合はマイクを使用して他車の誘導などの運転支援を行っています。ご提案の「緊急走行時に道を譲っていただいたドライバーへお礼の言葉をお掛けする」ことは大切なことであり、日頃から実施しているものと認識していましたが、ご指摘いただいたとおり十分ではありませんでしたので、改めて隊員に指導してまいります。
 なお、通常救急車には3名の隊員が乗車し、現場に向かう時は助手席にも隊員が座りますが、傷病者を乗せ病院へ向かう時には後席にて2名で傷病管理に当たります。そのため、前席は運転者のみになり、マイクの使用が難しい場合もありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
 救急出動件数は年間6,000件を超えています。緊急走行のため特にドライバーの方にはご迷惑をお掛けしますが、傷病者の救急救護のためご協力をよろしくお願いいたします。
(担当課:消防課   電話:058-382-3596)

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