スキマバイト導入の提案について。
提案
各務原市がさらに活気ある街になれば…と思い、市長にメールさせて頂きました。
以前、NHKで新潟県湯沢町の「ゆざわマッチボックス」という、自治体が中心となって行う、「スキマバイト」の取り組みを見ました。地域限定で募集を行う点、町が絡んでいるため安心して応募できそうな点がとてもよいなぁと思って見ておりました。このような取り組みが各務原市でも実施されれば、私自身、働いてみたいと思ったのと、いろいろな事情で長期間は働けないけれど、短時間なら働けるという方など埋もれている人材を掘り起こすよいきっかけになるのではないか?と感じました。
また、市内企業・お店を知るよいきっかけになったり、市民同士の交流の場にもなったりするのではないか?と思います。
このような取り組みを各務原市でも導入していただきたく、ご検討頂けますよう、メールさせていただきました。よろしくお願い申し上げます。
(令和6年11月12日受付)
回答
このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
本市は、航空機や自動車等の輸送用機械の製造企業を中心にさまざまな業種のものづくり企業が集積する「ものづくりのまち」であり、これらの製造事業所における業務は、一定の熟練度が求められるものも多く、技術習得に時間を要するため、短期間をスポット的に働く「スキマバイト」について、必ずしも親和性が高いものではない実態がございます。
また、このような事業所における雇用ニーズについては、市職員が各企業を定期的に訪問し、その把握に努めておりますが、現状、「スキマバイト」のような短時間勤務による人材確保よりも、中長期的に継続して雇用できる人材の確保支援にかかる要望が強いというのが現状でございます。
そのため、現時点では、市が中心になって行う「スキマバイト」に類する事業の実施は考えておりませんが、サービス業や小売業、医療・福祉分野などにおいては、短時間での勤務ニーズが一定程度あると思われることから、市としてどのような形でご支援できるかも含め、今後検討してまいります。
また、さまざまな企業の方と意見交換する過程において、短時間での勤務を望む方もいらっしゃる点をお伝えするなどし、改めて企業側のニーズを把握するとともに、人口減を背景に、慢性的な人手不足が生じている状況にあって、「業務の切り出し」や、切り出した業務に対して、「スキマバイト」等を始めとする多様な働き方の紹介をするなど、雇用主(企業)の考え方の改革にも努めてまいります。
ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
(担当課:商工振興課 電話:058-383-7236)