インフルエンザ予防接種への助成について
提案
市内在住で、妻と子どもが2人おります。
毎年この時期にインフルエンザの予防接種を受けますが、一回3,500円ほどで、子どもは2回接種が必要なため21,000円ほどかかります。
一方、高齢者は市の助成があるようで、一回1,500円になっており、病院で金額を見比べるたびに費用負担の大きさと子育て世帯への金銭的支援の少なさを感じます(また、高齢者への優遇も感じます)。
幅広く支援があるべきとは思いますが、財源も限られるかと思います。その中で少子化対策を進める上で、支援すべきは高齢者ではなく子育て世帯なのではないでしょうか。子どもを産み、育てていく費用は日に日に高まっているので、少しでも行政からの支援があるとありがたいです。
多治見市など他の市は子ども向けのインフルエンザ費用助成をしているようですので、各務原市でも実施していただきたいです。
(令和6年12月2日受付)
回答
このたびは、子育て世帯に対する支援の拡充(インフルエンザ予防接種費用助成)に関するご提案をいただきありがとうございます。
予防接種の助成について、本市では、国において健康を守る上で接種を進めた方がよいと位置づけられた予防接種(定期接種)の接種費用について、原則無料、または一部助成を行っております。
65歳以上の高齢者および60歳から64歳までの基礎疾患をお持ちの方は、インフルエンザワクチンの定期接種の対象となっているため、本市ではその接種費用の一部を助成しているものです。一方、インフルエンザワクチンの定期接種の対象とされていない方への接種は、任意の予防接種であるため、現在のところ、その費用の助成を実施する予定はございません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、本市において、子育て世帯に対する支援は少子化対策として大変重要であると認識しており、さまざまな施策を展開しているところです。
例えば、子どもを産み、育てていく過程においての支援に関する事業について一例を挙げますと、妊婦健康診査については、国が示す標準的な14回分の無料受診票の発行に加え、予定日を超過した方等に対し、2回分の追加の受診票を発行するほか、母乳育児相談に要した保険適用外の費用の2分の1を3回まで支援(2,500円上限)する助成券や、幼児フッ素塗布無料券の発行等を行っております。
保育料については、令和5年度から国の基準保育料の半額程度に減額し、一時預かり事業についても、令和6年度から1日あたりの利用料を3,000円から1,500円の半額としました。
また、令和7年4月1日からは、医療費の自己負担額を助成する「こども医療費助成制度」の対象年齢を15歳から18歳までに拡大する予定です。
その他、助成券のような金銭的な支援ではありませんが、マタニティ広場や乳児健診、のびのび測定等において、妊娠中の健康やお子さんの発育や発達、育児等に関する相談を実施するなど、妊娠期から子育て期にわたり切れ目なく、寄り添った支援を行っております。
今後も、すべてのお子さんとご家族が幸せを実感していただけるよう、子育て世帯への多角的な支援の充実に努めてまいります。
(担当課:健康管理課 電話:058-383-7570)
(担当課:子育て応援課 電話:058-383-1154)
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