保育園の水道水について
提案
現在1歳4カ月の子どもが地域型保育所でお世話になっています。
7月17日の新聞報道で有機フッ素化合物PFASの一種PFHxSの血中濃度が高いと心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まるとの報道がありました。米軍基地周辺で高濃度の汚染があった地域住民の血中濃度の統計分析から善玉コレステロールの低下や脂質異常との関連が示唆されたとのことです。
各務原市も同様の汚染がありPFHxSが含まれていると聞きます。年に2回の調査で令和7年2月の採水で11ng/L PFOS.PFOAの合計が令和7年6月で18ng/L 合計で29ng/Lです。
国の暫定目標値50ng/Lを下回っており、園内に浄水器はありません。
毎日、自園給食や飲み水、ミルクは基準値以下ですが一定数のPFAS接種は避けられない現状です。
毎日の飲料で少しづつ体内に蓄積されることを考えると、体の小さい我が子への影響が心配です。
令和8年度中の運用開始を目標に、三井水源地において新たな浄水処理施設を整備すると聞いています。そしたら限りなく0に近づくとのことですが、それまでの間も、0に近付けて欲しいです。なんとか浄水器をつけるか、ペットボトルの水を使うなど、対応をしてもらえないでしょうか。
(令和7年7月22日受付)
回答
ご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。お子様の健康に対するご心配は当然のことであり、我々もその大切さを深く認識しております。
現在、本市では、国の暫定目標値50ng/Lを下回る安全な水を提供しております。これにより、お子様の健康に影響を及ぼすリスクは低いと判断し、市内の保育所等でも利用していただいております。
そのため、保育所等における浄水器の設置やペットボトル水の使用は、現在のところ考えておりません。
今後とも、保護者の皆様の不安を軽減するため、市として定期的な水質検査を継続し、健康に影響を及ぼす可能性がある成分のモニタリング調査をしてまいります。
お子様の健康を守るために、保育所としても最大限の努力を続けてまいりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(担当課:こども政策課 電話:058‐383‐7263)