公立中学校の制服について
提案
先日、全国の自治体で公立中学校の制服の無償化を行っているというニュースを見ました。各務原市でも導入していただきたいです!
現にブレザーの制服となり、学ラン・セーラータイプより金額が上がっているのは確実です。ニュースでも言ってました。「隠れ教育費」であり、制服や学用品を揃えるのが大変であると。本当にその通りです!!
(令和7年4月7日受付)
回答
このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
子育て世代の負担軽減につきましては、近年、安心して子育てできる社会、こどもたちが笑顔で暮らせる社会の実現が求められており、令和5年12月に国において「こども未来戦略」が策定され、現在、戦略に基づき、出産育児一時金、児童手当の拡充、児童扶養手当の拡充、大学等の授業料等減免支援拡大など、子育て世帯の家計を応援するさまざまな施策が、また、岐阜県においても第2子以降出産祝金事業、高等学校就学準備等支援金事業が実施されております。本市においては、国や県の支援の隙間を埋める独自の制度として、令和5年度から保育料の引き下げを行ったほか、令和7年4月からは高校卒業までの医療費無償化の実施に踏み切るなど、更なる子育て世帯の負担軽減に努めているところです。
ご提案いただきました公立中学校の制服の無償化は、その1つとして、実施する自治体があることは承知しておりますが、本市といたしましては、法律で無償とされている教科書を除き、制服や学用品など個人の所有として日常的に利用するものについては、これまでどおり各ご家庭でのご負担をお願いしたいと考えており、制服の無償化を実施する予定はありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、制服や学用品を揃えるのが困難な(生活保護世帯、または児童扶養手当を受給する方など認定基準を満たす)方にご利用いただける制度として、就学援助制度を設けており、令和7年度は、新入学児童生徒学用品費として、中学校入学の際に63,000円、学用品費として年間22,730円を支給し、制服などの購入費に活用いただけるよう支援させていただいております。
社会情勢や子育てを取り巻く環境が大きく変化しておりますので、今後も国や県の取組を注視し、その隙間における市独自の支援政策についても検討しながら、子育て世帯の負担軽減に努めてまいります。
(担当課:学校教育課 電話:058-383-1118)