危険な通学路について

ページ番号1012116  更新日 令和3年8月23日

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提案

 千葉県で悲しい事故が起きました。
 通学路の危険箇所、各務原市も例外ではないと思います。
 ちなみに桜木町は100人以上の子どもたちが一列に並び学校へと向かいます。朝は時間帯規制で一方通行になりましたが、標識を無視して侵入してくる車が数え切れないほどたくさんいます。スピードも速い。トラックは荷台が揺れるほど。通り抜けするドライバーは道が細くても、小学生がいても、関係なしです。警察がいる日だけ車が少なくなります。本当に怖い。
 もしも事故が起きたら…たくさんの子が被害を受け、大事件になる…。前から危険だと思ってました。通り抜けすごいんです。なんていうインタビューまで簡単に想像できてしまう。子どもたちがルールを守り、一列で歩いたとしても、身勝手な大人の行動と、危険だと分かっていながら何もしない大人たちの対応では、危険は防げません。
 一日も早く、通学路を安全にしてください。事故が起きてからではなく、今、子どもたちを守ってください。お願いします。
(令和3年6月30日受付)

回答

 このたびは、ご提案いただきありがとうございます。
 また、危険箇所について情報提供いただき、ありがとうございます。
 本市では、交通安全対策(ソフト事業)として、各務原市交通安全協会、各務原警察署などの交通安全関係団体で構成する各務原市交通安全対策協議会において、毎月、市内主要交差点における通勤、通学時間帯にあわせた街頭立哨を実施し、自動車のドライバーや歩行者に対して注意喚起を行うほか、年間を通し、小学生や高齢者などを対象に交通専任指導員による交通安全教室を実施するなど、関係団体と協力しながら交通安全啓発に取り組み、今年6月には、各務原市では初となる交通死亡事故ゼロ1年間を達成しました。また、通学路の安全に関しましては、「各務原市通学路交通安全プログラム」および「通学路等における児童生徒の安全の確保に関する指針」に基づき、市、保護者、学校、警察等が連携して通学路合同安全点検を毎年実施しております。
 今回、千葉県八街市の痛ましい交通事故を受けて、その事故現場と類似する通学路(交通量が多く、車のスピードが上がる道路)について、緊急に点検・調査を実施いたしました。点検の結果、安全対策が必要な箇所につきましては、早急に路肩のカラー舗装を施す予定です。また、各学校には、登下校の安全に留意するようあらためて依頼し、子どもたちへの安全指導も行ってまいります。
 お住まいの桜木町におきましては、土地区画整理事業による整備以降、県道各務原美濃加茂線の渋滞を避ける車の流入が課題となったことから、これまで、北側路肩のカラー舗装やポストコーン・防護柵の設置など安全対策について取り組んでまいりました。現在は、岐阜県公安委員会による速度、進入禁止の取り締まりを継続的に行い、違反車両の削減に向けた取り組みを進めております。今後の実施可能な物理的対策としましては、ハンプ(車道の路面を盛り上げたもの)、狭窄部(車道の両側に張り出し部を設け、幅員を狭くしたもの)などによる物理的なスピード抑制が有効であると考えられますが、その設置の調整には、地元住民の皆様のご理解、ご協力が必要不可欠になりますので、より効果のある安全対策を実施するために、引き続き、桜木町自治会、岐阜県公安委員会と連携し、検討してまいります。
 今後とも、子どもたちが巻き込まれる悲惨な交通事故を防ぐため、市、警察、交通安全関係団体、地域、学校が一丸となって、より一層、交通安全対策に取り組んでまいります。
交通施策に関すること(担当課:まちづくり推進課課 電話:058-383-1997)
通学路に関すること(担当課:学校教育課 電話:058-383-1118)
道路に関すること(担当課:道路課 電話:058-383-1348)

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電話:058-383-1884
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