小学生の夏の下校について

ページ番号1025919  更新日 令和7年10月20日

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提案

 鵜沼第一小学校では小学生の下校時刻が大体14時から15時ぐらいになっています。昔から変わらぬ時間だと思いますが、私たち大人が小学生の頃とは気温が違い過ぎます。
 熱中症警戒アラートが出ていたり、出ていなくても連日35℃を超す日々が続いています。
それを学校側、各務原市教育委員会はどう捉えていますか?下校時刻は1日の中で1番気温が高い時間帯です。その時刻に何も対策なく下校させていることに疑問と怒りを感じずにはいられません。美濃加茂市では教室に冷却グッズを冷やすための冷凍庫が設置されていたり、近隣の商業施設などにひんやりスポット設置を呼びかけたりなど、対策をとっています。川辺町では下校時刻に合わせて町の公用車と付き添いの教員とで一緒に下校したりしています。
 失礼ですが、市長や教育委員会、教員の方々はこの炎天下の中、学校から子どもの足で30分の距離を、羽場地区までの何も遮るものがない畑の道を、そして人参通りのあの坂を歩いて登ってみたことがありますか?子どもたちは皆、毎日顔を真っ赤にして、汗をたくさんかいて、必死の思いで登下校しています。
 日傘等で対策をとも言われますが、それにも限界があります。駐車場を設けてそこに迎えに来ていただければと言われていますが、車3.4台が停まれるかどうか、混雑時にすれ違えるかどうか、放課後デイサービスの車も迎え場所になっている、下校時、児童が行き交う場所が駐車場です。
 新たな駐車場が作られていたので、登下校の為に割り当てられるものだと思っていたら元々どのように停められていたかはわかりませんが、溢れることなく停まっていたであろう、教員の為の駐車場だと知り愕然としました。
 いつ熱中症によって子どもたちが倒れるか分からず、最悪の事態になることも考えられます。連日体温を超える暑すぎる気候の中、無事に登下校できる環境を早急に対策いただきたいです。
(令和7年9月11日受付)

回答

 小学生の夏の下校についてご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
 ご指摘のとおり、近年、夏には昔では考えられないほどの高い気温の日が続くことが増えており、本市といたしましても、子どもたちの安全を考慮した暑さ対策が必要であると考えております。
 そこで、本市では現在、夏季における児童生徒の登下校時の暑さ対策として、登下校前には十分水分を摂ること、水筒を携行し、登下校中もこまめな水分補給を行うことを各学校において指導するとともに、水に濡らすだけの冷却ネックバンドの着用や日傘の使用なども熱中症対策として推奨しています。
 また、暑い中、登下校時の児童生徒の体力的な負担を軽減するため、休日前に携行品が極端に増えることがないよう、発達の段階に応じた携行品の分散持ち帰りを行ったり、夏季の下校時の対応として、運動場での集合を行わず、校舎内で整列させた上で下校させるなど、屋外にいる時間をできるだけ短くしたりする取り組みを行っています。
 なお、鵜沼第一小学校南側の駐車場は、スペースに課題があった学校内の駐車場を増設したものであり、学童の送り迎えや体育館の利用など、保護者や施設利用者の皆様もご利用いただける駐車場です。現在は、一部を小学校の教職員も利用しておりますが、ご指摘の登下校時の熱中症対策の観点も踏まえて、保護者の皆様が効率よく駐車場をご利用いただけるよう、今後、運用方法について速やかに調整してまいります。
 引き続き、細心の注意を払い、児童生徒の安全な登下校に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
(担当課:学校教育課 電話058-383-1118)