市の屋外放送について
提案
10月2日に屋外放送がありましたが、音が反響して重なるためほとんど聞き取れません。道路沿いの場合も騒音で聞き取れないと予想できます。今回は発信者が市役所であることと国政調査であることは辛うじて聞き取れましたが、詳細な内容までは聞き取れません。また、聴覚障害があれば全く聞き取れないと思います。
放送で市民に周知したい場合は、緊急性があるはずであり、本日の放送内容としてホームページに掲載することをご検討ください。
(令和7年10月3日受付)
回答
このたびは、市長への提案をいただきありがとうございます。
防災行政無線(災害情報スピーカー)は、市民の皆様の生命と財産を守るために必要な緊急情報を迅速かつ正確にお伝えするための重要な情報伝達手段の一つです。
現在、市では、市内221カ所に屋外用のスピーカーを設置し、市民の皆様にさまざまな情報をお知らせしていますが、放送が聞こえにくいとのご意見をいただいた場合には、周辺環境の状況やスピーカーの向き、機器の状態などを専門業者と現地調査を行い、改善に向けて対応しています。
しかしながら、風向きや天候などの気象条件によっては、放送が十分に聞きとれない場合もあるため、その補完手段として、放送後24時間以内であれば、放送内容を電話音声にて確認いただくことが可能なテレホンサービス(058-380-5055)を運用しています。
ご提案について検討したところ、市から情報を「お届けする」観点から、市ウェブサイトに掲載し情報を確認しに来ていただくのではなく、「市情報メール」※を活用し、放送内容を配信することが、より有効な手段であると考えています。そのため、「市情報メール」の配信情報(現在、「消防情報」など10種類)に、「災害情報スピーカー放送内容」を追加し、その配信を希望(登録)いただいた方に、緊急性の有無にかかわらず、防災行政無線のすべての放送内容をメールでお届けできるよう運用の見直しを行いました。是非、この機会にご登録ください。
※「市情報メール」では、「消防情報」、「防災情報」、「防犯情報」、「ポケメール」、「消防お役立ち情報」、「環境情報」、「イベント情報」、「産業政策ニュース」、「店舗支援情報」、「市税等の納期限のお知らせ」の10種類の情報を配信しており、11月から新たに「災害情報スピーカー放送内容」および「市からのお知らせ」を追加し、希望する情報を選択(複数可)することができます。情報メールの登録方法や各情報の説明などについては、市ウェブサイトをご参照ください。
https://www.city.kakamigahara.lg.jp/shisei/koho/1006551/1006552.html
なお、本市の防災行政無線は、導入から約20年近くが経過していることから、現在、更新に向けて準備を進めています。更新にあたっては、より効果的な情報伝達が可能となる機器を導入するなど、無線放送環境の更なる向上に努めてまいります。
(担当課:防災対策課 電話:058-383-1190)
