転入者に手交する「転入セット」の内容物について
提案
1. 掲題につきその内容を確認の処、別紙「内容物一覧」のとおりであった。
2. 1)この中には市から各世帯に配布されている下記の冊子が欠落している。
ア 医療保険のしおり (医療保険課)
イ 各種検診のお知らせ (健康管理課)
ウ 洪水ハザードマップ (市長公室防災対策課)
エ 古紙回収ステーション一覧 (環境政策課)
オ 公共交通マップ (地域公共交通会議)
カ ふれあいバスマップ (都市活力創造課)
キ 生涯学習情報 (いきいき楽習課)
ク シティカレッジ (中部学院大)
2) 私の手許にあり、「転入セット」にて手交されていない冊子は上記のとおりであるが、これ以外にも各世帯に配布されていて「転入セット」にて手交されていない冊子もあると推測する。
(冊子タイトル・発行課は発行当時であり、その后、改訂・廃止ならびに課名の変更もあると考える)
3. この欠落は取りも直さず
1) 市民課に於いてこのセット制定時に各課から各世帯にどの様な冊子が交付されているかを漏れなく十分に把握さえしていればこの様な事になる事はなく、市民課の「思いつき」「行き当りばったり」である。
2) 又各課に於いても、各世帯に交付している冊子について転入者に交付されているのかの把握がなく無関心である。
3) 即ち、お互いの課が「おんぶにだっこ」「他人まかせ」の姿勢がこの様な欠落になっているとも考えられ、誠に「お粗末」「杜撰」であると言はざるを得ない。
4. 1) 従って市民課に於いて、各世帯に交付している冊子について各課横断的に調査、聴取し、転入者に対して手交洩れのない様に提案する。
2) 又、この際必要で手交すべき物と希望者のみに手交する物の仕訳についても提案する。
5. これに関連して以下についても提案する。
1)「医療保険のしおり」(医療保険課)については、転入手続後に「受給確認書」または「資格情報のお知らせ」交付郵送時に別途作成している「小型サイズのしおり」を同封送付しているとの事であるが
ア 「資格確認書」「資格情報のお知らせ」交付迄には期間があり、その間に支給事由が発生する事もあり、その場合転入者(国保被保険者)には手続きが分からない。
イ 「小型サイズのしおり」を作成しているのは、「医療保険のしおり」はA4サイズで被保険者証(従来のもの)は、小型サイズであり、送付物の郵便コストを考え別途「小型サイズのしおり」を作成していると考える。
ウ 即ち転入者(国保加入者)について転入手続き時に「転入セット」にて「医療保険のしおり」を手交すれば上記の解消と別途「小型サイズのしおり」を作成するコストが削減できる この点提案する。
6. 1) 今年度からスタートするNEW「各務原総合計画」では、最重点プロジェクトとして人口減少少子化対策を揚げその中で「移住の促進」を謳っているが移住促進に向けて転入者の第一歩のスタートの転入手続きに対する取り組みが誠に杜撰である。
2) 縁あって当市に移住した方々に対し「きめ細かい寄り添った対応」をする事によりその方達の「親切な対応をして貰った」との感情が広がりその事が1世帯でも多くの移住につながればと考える。これも一つの人口減少対策と考える。
7. 1) 又、各世帯に保管している冊子についても、欠落又改訂されている事もあり、これにつき「広報かかみがはら」にて周知のうえ各自治体にて各世帯の現状を調査し、配布する様提案する。
2) 何故ならば上記同計画の9つの基本計画のうち
ア 都市基盤整備 ~みんなが快適に暮らせる住みよいまち
イ 防災・防犯 ~みんなで築く安全安心のまち
ウ 健康・医療・福祉 ~みんなで支えあい健やかに暮らせるまち
エ 文化・スポーツ・生涯学習 ~みんなが輝き彩りのあるまち
を掲げており「転入者セット」のうち◎印と別記 2 1)ア~クの冊子については各世帯に保管のうえこれらの計画に活用されてしかるべきと考える。
8. 以上
「転入セット」の冊子追加
各世帯に保管すべき冊子の確認・配布
について提案する
別紙
【転入された方にお渡しする転入セット内容一覧】
・運転免許の住所、本籍、氏名変更について
・東京圏から各務原市へ移住される方へ
・より暮らしやすい岐阜にするためのWebアンケートのお願い
・各務原市の公共交通について
・かかみがはら電子図書館
・OUR FAVORITE KAKAMIGAHARA
◎・ごみ・リサイクルカレンダー
◎・緑ごみ拠点回収日程表
◎・ゴミ出しガイドガイドブック
◎・各務原市くらしのガイドブック
◎・防災ハンドブック
(令和7年4月18日受付 山田 安重さん)
回答
このたびは市長へのご提案をいただき、誠にありがとうございます。
最初に、先日ファクスにて回答した「転入セットの内容物一覧」に記載漏れがありましたことを、まずもってお詫び申し上げます。誠に申し訳ありません。記載漏れの中には、ご提案いただいている「洪水ハザードマップ」や「古紙回収ステーション一覧」があり、そちらは既に同封していますことを重ねてお詫び申し上げます。
続きまして、その他のご提案いただいたものを同封していない理由についてご説明を申し上げます。現在お配りしている転入セットの中には、暮らしに役立つさまざまな行政サービスの情報をとりまとめた「各務原市くらしのガイドブック」を同封させていただいております。こちらにはご提案のありました「各種検診のお知らせ」や「公共交通マップ」、「ふれあいバスマップ」の情報について掲載されており、情報が重複することから、現在のところ追加して同封することは考えておりません。
また、「生涯学習情報かかみがはら」、「シティカレッジ各務原」につきましては、転入のタイミングによっては申込が締め切られている講座もあることから、半年ごとに新しいプログラムを全戸配布することで対応しておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
なお、「医療保険のしおり」につきましては、医療保険課よりお電話にて回答させていただいたところでございますが、転入者のうち多くの方は社会保険に加入されていることから同封しておりませんが、国民健康保険の加入者には、転入の翌日に資格確認書等とともに小冊子を郵送しております。ご心配をいただいている、すぐに医療機関への受診を希望される方に対しましては、転入日に同じものをお渡ししておりますので、その点もご安心いただければと思います。
最後に、「各世帯に保管すべき冊子の確認・配布」につきましては、各世帯により必要とされる情報はさまざまで異なることから、希望される冊子等については個別に対応させていただいていますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(担当課:市民課 電話:058-383-1078)