戦時記録

各務原市民の戦時記録シリーズ

　各務原市では、平和な21世紀を願って「各務原市の戦時記録」刊行事業（平成7年度から10年度）を行い、次の3冊を刊行しました。市民の立場から見た戦時中の各務原の様子を知る貴重な刊行物です。ぜひご購読ください。

各務原市民の戦時体験

　農村地帯だった各務原に飛行機がやってきた大正時代から、陸軍航空廠、川崎航空機の進出により、軍需産業の町へ発展した昭和初期をへて、米軍の駐留が終わった昭和30年代までの、各務原の姿と各務原に生きた人々の生活体験を約190本の体験談と140枚の写真を使い記録に残しました。

・平成8年3月発行
・1,000円

各務原市民の戦時写真

　平成7年・8年度に収集した約8,000点の戦時資料（文書・生活用品・写真）の中から、写真集として最適な資料約600点を選んで掲載し、内容をわかりやすくするため、解説を入れました。各務原市民の手で集められた資料によって構成された、各務原市民の戦時中の様子を表した貴重な写真集です。

・平成10年3月発行
・2,000円

各務原市民の戦時記録

　「各務原市民の戦時体験」「各務原市民の戦時写真」をベースにして、日清・日露戦争からキャンプ岐阜が全面返還される昭和30年代までの各務原の戦時記録を、当時の市民の側から見た通史として執筆編集しました。また、資料として、「各務原市の戦争遺跡」「各務原飛行場の変遷」「各務原戦時年表」を掲載しました。「各務原市の戦時記録」刊行事業の集大成となる刊行物です。

・平成11年3月発行
・2,000円