消毒用アルコールの安全な取扱いなどについて(ご家庭向け)

ページ番号1001349  更新日 令和3年2月12日

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新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、消毒用アルコールを使用する機会が増えています。 
消毒用アルコールから発生する可燃性蒸気は、引火しやすく、空気より重く低所に滞留しやすい性質があり、多量に取り扱う場合には火災予防に留意してください。 

  消毒用アルコールを取扱う際の注意点は以下の通りです。 

・消毒用アルコールを火気の近くで使用しないでください。

・室内の消毒や消毒用アルコールの容器詰替えなどに伴い、可燃性蒸気が滞留するおそれのある場合には通気性のよい場所や換気が行われている場所などで行ってください。

・みだりに可燃性蒸気を発生させないため、密閉した室内で多量の消毒用アルコールの噴霧は避けてください。

・消毒用アルコールの容器を設置・保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所を避けてください。

・消毒用アルコールの容器を落下させたり、衝撃を与えるなどしないでください。

・消毒用アルコールを容器に詰め替える場合は、漏れ、あふれまたは飛散しないよう注意してください。

詰め替えた容器には消毒用アルコールであること、「火気厳禁」などの注意事項を記載してください。 

  1. 最大容積が500ミリリットルを超える容器の表示
    容器の外部に「危険物の品名」、「危険等級2(ローマ数字表記)」、「化学名」、「水溶性」、「数量」、「火気厳禁」の表示をしてください。
    表示の字体、大きさおよび色の指定はありません。 
  2. 最大容積が500ミリリットル以下の容器の表示
    容器の外部に「危険物の通称名」、「数量」、「火気厳禁または火気厳禁と同一の意味を有する他の表示」の表示をしてください。
    危険物の通称名としては「エタノール」や「消毒用エタノール」、火気厳禁と同一の意味を有する他の表示としては「火気の近くで使用しないでください」や「火気を近づけないでください」などがあります。
     

(注)消防法に定める危険物の第四類アルコール類に該当する消毒用アルコール(アルコール含有量が60%以上の水溶液)をご家庭で200リットル以上貯蔵、取り扱いをする場合は、事前に消防本部予防課へお問い合わせください。

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このページに関するお問い合わせ

消防本部予防課
電話:058-382-3137
消防本部予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。