リチウムイオン電池の火災について

ページ番号1023265  更新日 令和6年11月20日

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近年、携帯充電器(モバイルバッテリー)やスマートフォンなどに内蔵されているリチウムイオン電池からの火災が増えています。

リチウムイオン電池とは?

リチウムイオン電池は、小型で大量の電力を必要とする製品に使用されています。一般的に使用されているニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などと比べて高容量、高出力、軽量という特徴があります。携帯充電器(モバイルバッテリー)、スマートフォン、タブレット、電子たばこ、ノートパソコンなどに使用されています。
 

リチウムイオン電池による火災はどのようなときにおこるの?

  • 充電池の使用に応じた設定で充電しなかったため、過充電となり出火した。
  • 専用(対応型)充電器を使用しなかったため、過充電となり出火した。
  • 廃棄する際に分解して、外力により損傷し出火した。
  • スマートフォンのイヤフォンジャックの清掃や電池の交換修理をする際に、鋭利なものを差し込んだため内臓電池が損傷し出火した。
  • リコール品を使用していて出火した。
  • 経年使用による劣化で出火した。
  • 電池、製品の不具合で出火した。

リチウムイオン電池による火災を防ぐにはどうしたらよいの?

  • 各機器を購入した時に付属されている充電器、メーカー指定のもの、PSEマークのついたものを使用しましょう。
  • 膨張、異音、異臭など異常が生じたものを使用するのはやめましょう。
  • 充電ができない、充電中に熱くなるなどの異常があった場合は、使用はやめてメーカーや販売店に相談してください。
  • 落とすなどの衝撃を与えないようにしましょう
  • 高温となる場所に長時間放置しないようにしましょう。

発火したときはどうしたらよいの?

電池から火花の飛び散っているときには、近寄らず、火花が収まってから消火器や大量の水で消火するとともに119番通報をしてください。

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