鵜沼地区の風景

撮影者

手塚朗

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国道21号おがせ町交差点の南東に、ひっそりと小さな祠があります。祠の中には、少し厳しい顔の馬頭観音がおり、花が供えられていました。この観音様は明治39年作のようで、比較的新しい装い。戦前の古い地形図を見てみると、おがせ街道は南南東に位置する神明神社の方へ続いていたことが分かります。神明神社は鵜沼羽場町ですが、以前は「内野」という地名だったようです。神社を訪ねてみると、山神様と庚申様がおり、きちんと管理されています。古くからの石仏がまつられ、大事にされている様子を見ると、ほっと心温まるものを感じます。