水質汚染の対応について

ページ番号1019291  更新日 令和5年9月8日

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提案

 メールや電話が苦手な両親の意見も併せて、3人分の意見をお伝えします。皆 蓄積される有害物質に不安に思っています。
 今回の水質汚染に対して、浄水器補助が無いとの事。ぜひ水道代を減額してください。新体育館と公園改修よりも優先してください。
 今回の「発表が遅れた事」に対する今後の防止策を広報に掲載してください。
 対象地域「希望者」に血液検査を無料でやってください。どの程度か知る事によって不安が払拭されます。
 これら対応策によっては、移住者の増減がかかっていると思います。ぜひ、「住みたい街 各務原」となるよう全国で1番市民に寄り添う自治体であってほしいです。よろしくお願いします。
(令和5年8月18日受付)
 

回答

 このたびは、三井水源地の地下水から暫定目標値を超えてPFOS、PFOAが検出されたことについて、市民の皆様に多大な不安やご心配をおかけすることとなり、大変申し訳ございませんでした。
 PFOS、PFOAが人体に及ぼす影響については、コレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されていますが、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては未だ確定的な知見がなく、現在も国際的に検討が進められています。暫定目標値である「50ng/L」は、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても健康に悪影響が生じないと考えられる水準として設定されたものです。これまで国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因とみられる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりません。これらのことを総合的に勘案した場合に、三井水源地からの水道水を使用し続けたとしても、ただちに健康に悪影響を生じさせると断定することはできません。
 したがいまして、個々の世帯に対して浄水器の配布または補助をすることや水道代を減額することは考えておりませんが、活性炭による浄化システムの実証実験を既に着手しており、9月末までに本格稼働できるよう現在工事を進めております。
 公表が遅れたことに対する今後の防止策として、水質検査計画の改定を行い、有機フッ素化合物の検査結果について随時公表するとともに、目標値等の超過を確認した際には、関係機関と協議のうえ速やかに注意喚起行い、必要な措置等について実施します。また、上記内容を含む改善計画書を県へ提出し、市ウェブサイト等に掲載してまいります。
 血液検査については、どの程度の血中濃度でどのような健康影響が生じるかについては明らかになっておらず、その結果により健康影響を把握することも困難であるため、血液検査を実施する予定はありません。
 一刻も早く市民の皆様に安全な水をお届けできるよう全力で対応を進めてまいりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
(担当課:水道施設課 電話:058-383-7115)
 

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課 生活相談係
電話:058-383-1884
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