空き家バンクの設置について

ページ番号1011507  更新日 令和3年5月19日

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提案

 日頃は空き家DIYリノベーション事業において先進的な取り組みに対して感謝しております。
 現在、国の事業でグリーン住宅ポイント制度が始まっておりますが、既存住宅でポイント対象とするには空き家バンクへの登録が必要ですが、当市には空き家バンクがございません。他市はバンクを開設されておりますが、当市は空き家DIY物件の登録を独自にしているため、空き家バンクは開設しない様です。これではポイント制度を利用したい市民の不利益になりますので、現行の空き家D IY物件を拡張して空き家バンク機能を持たせるなど改善をお願いします。制度はすでに始まっており締め切りまで期間が少ないため、応急的にも運用をお願いいたします。
 その後も空き家を活用して市の活性化につながる様に努力したいと思います。
(令和3年5月6日受付 田口 元美さん)

回答

 このたびは、空き家バンクの設置に関するご提案をいただき、誠にありがとうございます。現在、国により、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図る目的で、例えば、高い省エネ性能を有する住宅の取得や空き家バンクの登録住宅の購入等に対して、商品や追加工事と交換できるポイントを発行するという「グリーン住宅ポイント制度」が展開されております。
 ご指摘の『空き家リノベーション事業』は、若い世代の移住定住と空き家の利活用の推進を図るもので、ライフスタイルにこだわりがあり、自分らしい暮らしを求める価値観を持つ若い世代に対し、持ち家のようにリノベーションしながら、相場より安く借りられるという事業です。
 本事業は、市独自のプロモーション事業として、民間事業者・大学・金融機関・市が連携し、DIY型空き家ワークショップを通して市民も参加できるところに大きな特徴があり、これまで実績を積み上げ、好評を得てまいりました。今後も引き続き、この特徴を生かし、積極的に本事業を展開してまいります。
 ご提案の『空き家リノベーション事業』の拡充(空き家バンク機能の追加)や応急的な運用につきましては、市の責任として整備する以上、空き家バンクと同様、市内に約8,000戸ある空き家の対象の選定やその所有者との調整のほか、買い手・借り手とのマッチング、契約方法、周知方法などの制度設計が必要で、相当の時間を要することから、グリーン住宅ポイント制度(令和3年10月31日期限)に合わせて行うことは考えておりませんが、現在、令和4年度内の空き家バンクの開設に向けて作業を進めているところでございます。
 何卒ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
(担当課:まちづくり推進課 電話 058-383-1997)

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課 生活相談係
電話:058-383-1884
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