各務原上水道PFAS対応 2ndステップについて

ページ番号1022562  更新日 令和6年8月7日

印刷大きな文字で印刷

提案

 1年ほど前に各務原上水道のPFASの数値が国の定める暫定目標値を超えていたことが発覚しました。それで、各務原市は三井水源地に活性炭等の浄水装置を設置運用して暫定目標値50ng/L以下で対処されています。感謝申し上げるところです。
 しかし、対策は原因にメスを入れることが重要で、地下水のPFAS測定継続に続き、行政主導による土地のPFAS濃度測定、人体の血液検査実施を行いPFASの影響をいろんなデータで診る必要があろうかと思います。そのデータの積み重ねが国を動かすことにつながるのではと考えます。 自衛隊の敷地内も測定が必要で、そのデータも含めて原因の特定につながげて行かねばならないと考えます。
 さらに、そのことが諸外国と同様なPFAS濃度を低い数値にさせ、管理数値目標をzero(または測定限界値)にする必要があるかと考えますが、いかがでしょうか。
(令和6年6月24日 仲野 和幸さん)

回答

 このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
 県と市では、環境中のPFOS・PFOAに関する今後の方向性等の検討を行うに当たり学識経験者の意見聴取を行うため、合同で専門家会議を設置しています。
 この専門家会議において、「発生源の絞り込みや、今後の地下水汚染の拡大防止や浄化対策などを検討していくためには、データが不足している。地下水の挙動に関する基礎的なデータをしっかり集める必要がある。」、「表層の土壌を調査しただけで汚染の由来が分かるわけではない。例えば、周辺の事業者で PFOS・PFOA の使用実績など、その他の情報も整理し、調査する目的をよく見極めたうえで必要性を判断すべき。」との専門家の方からのご意見がございました。
 現在、こうした専門家の意見を踏まえ、県と連携し、調査範囲を拡大した水質調査や、地下水位や地層に関する情報の分析、事業者に対する使用実績の調査等を行っているところです。
 今後も専門家会議等の意見を踏まえ、国や県と連携して必要な調査や対策、要望活動を行ってまいります。
 また、こうした取り組みと併せ、水道水の水質改善対策として活性炭による応急対策や中長期に渡る対策の検討を進めてまいります。
 何卒ご理解のほどお願いいたします。
(担当課:環境政策課 電話:058-383-4232・水質改善対策室 電話:058-216-8010)
 

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課 生活相談係
電話:058-383-1884
まちづくり推進課 生活相談係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。