市庁舎のエレベータについて
提案
・総合案内所でビデオを観ていて採光している構造に興味を持ち3Fに行ったのですが、エレベータの遅さにびっくりしました。設計時からこの様なエレベータを考えていたのですか?
・西側の2連のエレベータで上がり東側の1連のエレベータで下りて来ましたが、(1)こんな遅いエレベータは日本で見たことがない。(2)エレベータ待ちで現在何階に居るのか不明、階表示が無い。何か大変非効率さを感じます。健康的に階段を使うのを推奨するにしても年配の方はエレベータは必要!
以上宜しくお願い致します。
(令和7年1月21日受付 小林 繁さん)
回答
このたびはご提案をいただきありがとうございます。
市役所新庁舎は、「市民の安全・安心な暮らしを支え みんなにやさしい庁舎」を基本理念としており、エレベータも当初よりさまざまな方が利用されることを想定し、以下のような機能、特徴を持たせております。
・事故防止のための、ゆっくりとした扉の開閉機能
・目の不自由な方、外国の方の利用に対応した、日本語・英語での音声案内機能
・車いすの方等の利用を考慮した、各階停止時のエレベータホールとエレベータの段差解消調整機能
これらのことから各フロアでの停止時間が長くなっており、結果としてエレベータの到着に時間を要しております。
また、西側の2基のエレベータは、「群乗合全自動方式(複数基のエレベータが連動し、各階での平均待ち時間が短くなるように運用するシステム)」を採用しております。このようなシステムは現在では多くのビルで採用されておりますが、待ち時間が全体として最適化されているがゆえに、個々の利用者にとっては予想に反した動きをすることがあり、混乱を招く恐れもあることから、階数表示はしておりません。東側のエレベータは1基ですが、西側エレベータと同種のため階数表示はしておりません。
市役所がさまざまな方が利用される場所であるということを踏まえ設置したエレベータですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(担当課:管財課 電話:058-383-1467)