河川のゴミ問題について

ページ番号1010460  更新日 令和3年3月12日

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提案

 今マイクロプラスチックが環境汚染として大きな問題になっています。ペットボトルなどの再生利用など対策がメディアなどでも取り上げられていますが、捨てられたゴミをどうするか。
 私は公園のごみなど毎日拾っています。河川にはたくさんのゴミが捨てられています。自分では川に降りてなかなか拾えません。市役所にも連絡しました。川のゴミを全国の市、県などの行政がゴミが海に流れないように拾い河川を綺麗にしてほしいと思います。
 それが海を汚さない事にもつながると思います。それはボランティアではなく予算を組んで事業としてやる事が大事だと思います。
 ゴミは毎日捨てられています。汚いところには、ゴミが捨てられますが綺麗な状態の所には捨てにくいものです。業者に依頼して処理をしてほしいと思います。
 プラスチックを食べた魚を私たちが食べることになるのです。ゴミが海に流れていく前に川をきれいにする事を市でやって頂きたい。又全国に広めてほしいと思います。早急にどうかよろしくお願いいたします。
(令和3年2月19日受付)

回答

 このたびは、市長への提案をいただきありがとうございます。また、日頃より、ゴミ拾いなど環境美化にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
 本市では、空き缶や吸殻などのポイ捨てごみの散乱を防止して、地域の環境美化を図るため、「美しいまちづくり条例」を、平成11年3月に制定しています。この条例に基づき、ポイ捨てごみの散乱などの防止に努める環境美化監視員に70 名が就任いただいており、地域の環境美化のため活動いただいています。
 また、河川のゴミについては、河川管理者として国・県・市が実施する堤防の除草作業などの際に、収集・処分しているほか、毎年国や近隣自治体とともに木曽川の河川清掃を実施するなど、ゴミが海に流れないよう努めています。
 しかしながら、川から海へと流れつくゴミ問題については、川上から川下まで非常に広域にわたり、河川のゴミ回収を業者に依頼したとしても限界があり、本市のみで解決できる問題ではありません。
 川から海へ流れつくゴミは各種ありますが、ご提案いただいたように、プラスチックごみやマイクロプラスチックを海に生息する生き物が食べることで、深刻な環境汚染を引き起こしており、その生き物を食べる人間にまで健康被害を及ぼすことが危惧されています。
 非常に難しい問題ですが、最も大切なことは、正しく捨てられなかったゴミは、私たちの大切な川や海などの自然を破壊し、さらに、そこに生息する生き物に悪い影響を与えているということを、市民・国民一人ひとりが認識し、モラルを持って豊かな自然や生き物を守ることが大切だと考えています。
 ゴミ(プラスチックごみ)を減らすために、私たち一人ひとりができることとしては、
(1)ゴミのポイ捨てはしない。
(2)自治体などが行う河川清掃活動に参加する。
(3)商品を購入するとき、プラスチック製品に代わるものを選ぶ。
(4)ゴミは市町村のルールを守って捨てる。
(5)お買い物にマイバッグ、外出時にマイボトルを使用する。
(6)壊れても捨てずに修理する。リユースショップも活用する。
(7)レジャーを楽しんだ後のゴミは持ち帰る。 などが挙げられます。
 これらについて、市のウェブサイトや広報紙、次世代を担うこどもたちを対象とした子ども環境教室、出前講座など、さまざまな機会を活用しながら広く発信してまいります。
 今後も引き続き、国や県、近隣自治体などと連携しながら環境美化活動や、未然防止に積極的に取り組んでまいりますので、ご理解のほどお願いいたします。
(担当課)
河川の管理に関すること 河川公園課 電話:058-383-1535
ごみ全般、ごみを減らす意識啓発に関すること 環境政策課 電話:058-383-4232

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課 生活相談係
電話:058-383-1884
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