新特別支援学校の建設に合わせて、現各務原特別支援学校を軽度の知的障がい者のための高等特別支援学校機能を持つ施設に再生しよう

ページ番号1011863  更新日 令和3年6月15日

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提案

 岐阜県は、子どもかがやきプラン(平成18年3月策定)の実績を踏まえ、平成29年3月に新子どもかがやきプラン(平成29年度から令和5年度の7年間)を策定しました。
 そのなかで、特別支援学校高等部において、卒業後企業への就職を目指す軽度知的障がいのある生徒が増えている現状に対応するため、重点政策(1)「県内各地域への高等特別支援学校機能の整備」を進めています。
 高等特別支援学校とは、岐阜県の説明によると、軽度知的障がいのある生徒を対象に、一般企業等への就労を目指して職業教育を中心的に行う新しいタイプの学校で、平成29年に岐阜清流高等特別支援学校、平成30年に西濃高等特別支援学校が開校しました。
 新子どもかがやきプランのアクションプラン2021では、可茂地域にも可茂特別支援学校の校舎増築に合わせて、高等特別支援学校機能を導入する。東濃地域および飛騨地域は、規模、整備内容等について、引き続き検討を進めるとしています。
 このような状況のなかで、各務原らしい特色ある特別支援教育を実践するのであれば、各務原市にも高等特別支援学校機能があったら、高等部の進学先が増えてとてもよいことだと思います。
 現各務原特別支援学校を軽度の知的障がい者のための高等特別支援学校機能に再整備することを提案します。
 現各務原特別支援学校は昭和61年開校以来今日まで35年間、職業教育にも力を入れ大きな成果をあげています。令和元年度卒業生18名の進路先は、就職6名、福祉就労11名、職業訓練1名となっています。卒業後の支援事業として、職場定着支援、生活支援、就職相談等に取り組んでいます。
 羽場町に新特別支援学校の建設後も、交通利便性が良く公園緑地や都市機能に恵まれた環境のなかで、高等特別支援学校機能として、各務原らしい特別支援教育の一翼を担うことが期待されます。
 現特別支援学校が高等特別支援学校機能として生まれ変わると、新特別支援学校高等部の規模が小さくなり、学校全体としても少しゆとりが持てるのではと期待しています。障がいを持つ児童生徒一人一人のニーズに応じた、各務原らしい特色ある特別支援教育を推進していきましょう。
(令和3年6月1日受付 足立 全規さん)

回答

 このたびは市長への提案をいただきありがとうございます。
 高等特別支援学校は、知的障がいの程度が軽度である生徒を対象に、職業教育に特化した教育を行い、岐阜圏域においては、岐阜清流高等特別支援学校がその役割を担っております。
 また、現在の各務原特別支援学校では、作業学習等の職業教育に積極的に取り組んでおり、令和7年度春の開校を目指す新特別支援学校においても、職業教育の環境整備を一層推進していく予定です。
 今後、移転後の跡地・施設の利活用については、多くの方々のご意見やご要望をいただきながら検討してまいります。
(担当課:教育総務課 電話:058-383-1117 企画政策課 電話:058-383-4959)

 

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