小学校の休み時間のコロナ対応について

ページ番号1015402  更新日 令和4年6月15日

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提案

こんにちは。
 間もなく各務原市へ移住予定の者です。
 先日、岐阜の近隣市町の小学校へ進学したお子さんを持つ方から、小学校の休み時間の過ごし方について話を聞きました。
 すると、コロナ対応として他のクラスメイトと話すことは基本的にNGであり、休み時間はトイレに行く以外は机に座り絵を描いたりするしかない…というのです。かろうじて下校時は同じ通学班地区の子とは話すことが許されているらしく「小学校は楽しくない、下校が1番楽しい」とのことでした。あまりにかわいそうではないでしょうか。
 同じ文部科学省下の幼稚園では給食時こそ黙食が推奨されていたものの、休み時間にあたる自由遊びの時間まで行動の制限を受けることはなく、子どもの成長に必要な友達同士のコミュニケーションを学ぶことができる貴重な場が守られていました。休み時間は、授業間のリフレッシュのための時間であるとともに、他人との関わりを学ぶ上でとても大切な時間です。そこでの学びが、将来的に個人また社会の豊かさにつながることは言うまでもありません。
 コロナ禍も3年目に突入し、イベントなどが感染対策を行いながら多数開催されるなか、学校での過ごし方も少しずつ見直していくべきではないでしょうか。具体的な提案としましては、マスクを着用していると思われる学校の休み時間であれば、過ごし方をコロナ前に戻すよう検討すべきと考えます。
 子どもの声は聞き入れてもらいづらく、そのぶん不条理を押し付けられがちな存在です。各務原市は比較的若い世代へも目を向けてくれる自治体だと期待しているからこそ、社会的弱者である子どもの自由を制限する対策に関して、率先して見直していくよう努めることを求めます。
(令和4年5月9日受付)
 

回答

このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
 学校での過ごし方については、 文部科学省5月24日付け通知「学校生活における児童生徒等のマスクの着用について」により、学校生活において改めて留意することを確認し、感染防止対策を継続して実施しております。
 これには、「引き続き、地域の実情に応じた基本的な感染対策(「三つの密」の回避、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」等)を徹底していく必要がある」と明記されております。また、「十分な身体的距離が確保できる場合」「気温・湿度が高い日」「体育の授業」においては、マスクの着用は必要ないとしておりますが、身体的距離が十分とれない場合などには、マスクを着用するよう推奨しております。
 以上のことから、本市においては、学習や活動の状況に応じて、マスクを適切に着用するよう指導をしているところです。休み時間の過ごし方についても、外遊びや内遊びなどの状況に応じてマスクの着用を適切に判断しながら、子どもたちが仲間と関わり思い思いに自由に過ごせるよう指導しております。
 このように、児童生徒の健康と安全を第一に考え、感染予防対策をとりながら学校生活が送れるように取り組んでおりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。
 なお、上記マニュアルについて文部科学省のアドレスを示させていただきます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00029.html
(担当課:学校教育課 電話:058‐383‐1118)
 

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