新総合体育館整備について

ページ番号1015290  更新日 令和4年6月9日

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提案

 現在の総合体育館も維持したまま、新しく体育館を整備予定です。特別支援学校も建設予定です。市役所もまだ完成していません。建物は作って終わりではなく、メンテナンスに費用がかかります。現在いろいろな物の値段が上っていて、当初の予算をオーバーするのは確実でしょう。
 各務原市は近隣の市町村に比べて、税金や水道料金などが高いので、建設費を出せる財源があるのだと思いますが、物ではなく、仕組み作りなど知恵による暮らしの向上に力をそそいでいただきたい。作った体育館の稼働率や光熱費、メンテナンス計画なども、よく考えていただき、後になって負の遺産とならないようにお願いします。
(令和4年5月6日受付)
 

回答

 このたびは、新総合体育館の整備についてご意見をいただき、誠にありがとうございます。
 現在の総合体育館は、アリーナ等にエアコンがないため、熱中症等の心配があります。また、アリーナの面積が十分ではなく、バスケットボールやハンドボール等のコートが正式な寸法ではありません。コートから壁までの距離も十分ではないため、運動中に壁にぶつかり怪我をされる方もいらっしゃいます。さらに、大会やイベント時には駐車場や観覧席が不足しているといった課題もあります。
 このように、現在は市民の皆様に大変なご迷惑をおかけしているという状況で、市スポーツ協会や市議会スポーツ振興議員連盟から長年にわたり切実な要望を頂いていたことから、新総合体育館の整備を決定したものです。
 また、現在の総合体育館の稼働率・競争率は大変高く、予約が取ることが難しいため、競技によっては市民大会を満足に実施できていないという状況もございます。新総合体育館につきましても、利用希望状況に基づくシミュレーションによりますと、一定の稼働率になることが想定されております。
 新総合体育館は現総合体育館よりも大きい規模で計画しているため、整備後の維持管理費も大きいものになるとは考えておりますが、新総合体育館の整備によるサービスの向上と効率的・合理的な維持管理の両面をしっかりと見据えながら、今後、適切な施設運営について検討を進めてまいります。また、現在の総合体育館のあり方につきましては、新総合体育館の整備後の状況を踏まえながら検討していく予定です。
 なお、「各務原市は近隣の市町村に比べて、税金や水道料金などが高い」というご意見についてですが、本市の市民税や固定資産税の税率は、地方税法に基づいて全国一律に定められた標準税率を適用しており、他の市町村と比較して高いということはございません。水道料金については、水源や地理的条件、人口・産業の集積度などさまざまな要因があるため、市町村によって水道料金は異なりますが、県内市町村との比較で、本市の水道料金は必ずしも高いわけではなく、また、独立採算制の水道事業の経営を維持するためにいただいているもので、新総合体育館の建設費として使うこともございません。
 本市では、総合体育館の整備の他にも、総合計画に掲げる「笑顔があふれる元気なまち」を目指して、各種事業を展開しています。例えば、フレイル予防、認知症者やひとり親家庭等への支援、中小企業支援、不登校対策など、「人づくり・地域づくり」、「安心づくり」、「元気づくり」に資する各種ソフト施策の充実にも力を入れて取り組んでいるところです。
 今後も、ハード事業とソフト事業の両輪により、市民の皆様に「ずっと住み続けたい」と思っていただけるまちづくりを推進してまいりますので、ご理解のほど宜しくお願いいたします。
(担当課:教育施設整備推進室 電話:058‐383‐7302 企画政策課 電話:058-383-4959) 


 

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