パデルコート建設の提案について

ページ番号1026519  更新日 令和8年1月16日

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提案

 各務原市にパデルコート設置を提案します。
 パデルは近年、ヨーロッパを中心に急速に普及し、スペインやイタリアではサッカーに次ぐ人気スポーツとなっています。国際パデル連盟(FIP)によると、世界の競技人口は約2,500万人に達し、年間成長率は10~15%と推定されています。さらに、オリンピック競技化を目指す動きも進んでおり、今後世界的な注目度は一層高まる見込みです。
 日本国内でもパデル人気は急速に拡大しています。2010年の登録者数はわずか300名でしたが、2020年には6,000名、2023年には14,000名、そして2025年には22,500名(推定)にまで急増しています。日本パデル協会によれば、現在の競技人口は約3万5,000人、選手登録者数は1,000名を超えています。
 一方、国内のパデルコート整備はまだ途上で、2025年現在、全国に25施設・50面と限定的です。岐阜県にはパデルコートが一つも存在せず、この状況は各務原市が県内初のコート設置を行い、「岐阜パデルの中心地」として認知される絶好の機会となります。
 パデルの魅力は、幅広い世代が楽しめることです。高齢者でもプレイ可能で、競技者の平均年齢はテニスより高く、ヨーロッパでは家族でのプレイが盛んです。また、壁と天井に囲まれた構造によりボールが外に出ず、安全性が高いため、周辺環境への影響も少なく安心です。さらに、既存の市営テニスコートと合わせて管理することで低コストで管理できます。
 京都府京田辺市の田辺公園では、日本初の公営パデルコートが整備され、スポーツ振興と地域活性化に成功した事例があります。整備費にはスポーツ振興くじ(toto)助成金を活用し、自治体負担を抑えながら新しいスポーツ文化を定着させました。
 パデルコートの設置は、地域ブランド力の向上、交流人口の増加、経済活性化など多面的な効果をもたらします。大会や体験イベントを開催すれば、話題性が高まり、県内外からの集客も期待できます。岐阜県初のパデルコートを各務原市に設置することで、各務原市は「パデルといえばここ」と認知される中心地になれるでしょう。
(令和7年12月10日受付)

回答

 このたびは、パデルコートの設置とそれを通じた地域の活性化等に関するご提案をいただき、誠にありがとうございます。
 「パデル」は、近年、世界的に注目され、急速に人気が拡大しているスポーツであると認識しています。競技者の平均年齢はテニスよりも高く、ヨーロッパでは家族でのプレイが盛んであることなど、ご提案のとおり、幅広い世代の方が楽しむことができ、本市がめざす「生涯スポーツ普及のための機会が充実し、すべての市民が日常的にスポーツに親しみ、心身ともに健康に暮らすまち」の実現に寄与する可能性があります。
 しかしながら、公営施設としてパデルコートを建設するには、いくつかの課題があります。まず、利用の公平性を確保しつつ、多くの市民に快適にご利用いただく必要があります。また、現時点では市内での競技人口や需要が把握できていないこと、さらにパデルに特化した施設となることなどが懸念されます。
 このようなことから、パデルコートの建設については、市民のニーズ調査や既存のスポーツ施設との兼ね合いなど、慎重に検討を進めていく必要があるため、現時点においては考えておりません。
 ただし、今後市民のニーズが高まってきた場合などは、改めて検討してまいります。
 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
(担当課:スポーツ課 電話:058-383-1231)