農業高校と工業高校の設置について

ページ番号1009988  更新日 令和3年3月1日

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提案

 各務原市は農業と工業が豊かです。
 公立、私立問いませんので、現各務原特別支援学校跡地と現桜体育館跡地にそれぞれ農業高校と工業高校を作って欲しいです。各務野高校にビジネス科はありますが、中学校卒業後の人材育成として、そういった高校も必要ではないでしょうか。
 うちにも息子が2人いるので、ゆくゆくはそういった学校ができたら通わせたく思います。
(令和3年1月29日受付)

回答

 このたびは、市長への提案をいただきありがとうございます。
 各務原市内への工業高等学校または工業系学科の設置については、これまでも岐阜県に対し要望しておりますが、今後急激に生徒数が減少することや、各務原市を含む岐阜地区内には既に工業系高校が充足していることなどにより、新たな学校の設置は難しい状況です。
 また、農業高校についても同様な理由により、新たな学校の設置は難しいものと考えます。
 こうした状況の中、本市においては、市内産業の人材確保・育成の取り組みを強化するため、平成29年度に企業人材全力応援室を設置し、商工会議所など関係機関とも連携を図りながら、市の近隣をはじめ、各地の大学や高校などと地域産業の振興、人材育成、ものづくり教育などの分野での連携協力を推進しております。
 特に市の基幹産業でもあるものづくり産業を支える技術者の育成と就業を支援するため、平成29年4月に、岐阜工業高等学校と連携協定を締結し、毎年、生徒と市内企業20数社との座談会や、金属工業団地企業見学会などを実施しておりますが、企業の採用担当者からは、「これまで接点がなかった学校や学生とつながることができ、実際に採用にもつながった」という声も多数いただいているところです。今後もこうした事業の継続により人材の育成に取り組んでまいります。
 また、農業の分野においても、実際に就農する際の新規就農者への支援や、研修制度・研修施設の紹介などに取り組み、農業従事への支援に努めています。この他、JA岐阜や岐阜大学農学部など農業関連機関との連携により、小学生を対象とした稲作体験や畜産体験などにより、農業に興味を持つことができるような取り組みも行っています。
 ご提案の新たな学校の設置は難しい状況ですが、市では今後も市内産業について学べる機会を積極的に設けるなど、市内産業を担う人材の確保・育成に積極的に取り組んでまいります。
 なお、桜体育館は、今後も体育館としての活用を継続していく予定です。また、現各務原特別支援学校の今後の利用方法については、今後検討することとしておりますので、ご提案頂いたご意見も参考にさせていただきます。
(担当課:企業人材全力応援室 電話:058-383-7236、農政課 電話:058-383-1130)

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