3月
ご提案| 消火栓の標識と蓋の黄色ペンキ塗りについて
市はかねがね市民に防災意識を高め、各自治会に自主防災組織を作るよう呼びかけています。それを受け多くの各自治会は自主防災組織を作っています。一方、自主防災組織の役割について市は、「地震や風水害等の災害が発生したときに、被害を防止もしくは軽減させるための防災活動を行います。平常時には防災訓練や啓発活動を、災害時には消火、救出救護、避難誘導などの活動を行います。」「出火の防止、初期消火、災害情報の収集・伝達、被災者の救出・救護、給食・給水の実施等の地域単位の自発的防災活動であり、これらの役割を担うのが自主防災組織です。」 (市長公室防災対策課発行の「自主防災組織の手引き」より)と記し防災の参加を市民に呼びかけています。ところが周りの消火栓を見ると標識が無い所や、蓋のペンキが剥がれたままになっている所が見受けられます。このあたりのことを消防署や市の防災対策課に問い合わせると「消防署は毎年総ての消火栓を点検し、位置を把握しているから問題ありません」というトンチンカンな回答をしながら「標識は新しく作りません」とか「消火栓の蓋に黄色ペンキの再塗装は考えていない」という回答をいただきました。防災対策課からは『「手引き」は理想を書いたものでそれその通りにやらなくてもいいです。』と、やる気を失せるような返事をいただきました。行政の担当者がこの姿勢では市民の防災意識は高まりません。市は消火栓の標識を整備したり年に一度の点検の際、蓋のペンキ塗りはそれほど大変な仕事でしょうか?市民に防災への協力を求め乍ら、消火栓の位置が見づらいのを放置するのは行政の怠慢という他ありません。直ちに改善を望みます。
(令和7年3月5日受付 三戸 光則 さん)
回答 | このたびはご提案をいただきありがとうございます。
まずは、当時の市職員の対応について、誤解を与える説明であったことをお詫び申し上げます。
さて、近年は令和6年能登半島地震をはじめ、近年、全国各地で地震が頻発しており、特に本市にも大きな被害をもたらすことが予測されている南海トラフ地震の発生確率は、30年以内に80%程度と切迫性の高い状態にあります。南海トラフ地震のような大規模地震が発生した際には、発災直後はさまざまな場所で被害が発生し、行政が直ちにすべての被災者支援にあたることが難しくなることも予測されます。また、行政自らも被災者になりうるため、行政機関の支援には時間がかかる可能性が非常に高くなります。
そのため、発災直後には「自助」「共助」が特に重要となり、「共助」の中心的な役割を担うのが自主防災組織となります。毎年、自治会長には「自主防災のてびき」を配布し、自主防災組織の必要性や訓練の実施などについて啓発しています。このてびきには、地域の被害を最小限に抑えるため、出火の防止、初期消火、災害情報の収集伝達、避難誘導、被災者の救出・救護、応急手当、給食・給水の実施、地域単位の自主的防災活動など、組織的に実施していただくことができるよう、それぞれの活動内容をまとめたものを記載しています。しかしながら、地域の高齢化や担い手不足などにより、すべての活動を一度に実施することが困難な場合も想定されますので、「てびきどおりにやらなくてもいい」ということではなく、まずは、それぞれの地域の実情に応じて、できることをできる範囲で行っていただきたいと考えております。
次に消火栓の黄色の標示につきましては、迅速な消火活動を行うために、消火栓の位置や消火栓上は駐車禁止であることを目立たせるためのものです。過去に蓋の再塗装を行った時期がありますが、塗装後に車両が通行し車両に塗料が付着する等、損害を与える事案が発生したことがあり、現在は実施しておりませんでした。しかしながら、ご提案のとおり消火栓の位置を目立たせることは、駐車禁止であることを示すだけでなく、地域の方々の初期消火に対する意識を高める効果もあると考えられますので、 今後は毎年行う水利点検項目に「消火栓の黄色塗装状況の確認」を入れ込み、6月頃から市内すべての消火栓に対して一斉点検を行い、再塗装が必要な消火栓の把握を行います。著しい塗装の劣化に対しては、消火栓蓋の周囲の路面を黄色塗装するなど、適切な維持管理に努めてまいります。また、消火栓の修繕や改修で工事する際に、新しい蓋に更新する対応をしてまいります。
消火栓標識には、市が設置したものと消火栓標識広告業者が設置したものがあります。市が設置したものは、老朽化に伴い、撤去を求める要望が多く、その撤去を進めているところです。そのような状況を踏まえ、新たな消火栓標識の設置は行っておりません。
その他、市では、初期消火で使用が想定される消火栓や防火水槽、消火ホース格納箱、街頭消火器などの設置場所を地域ごとに表示したマップを作成し、市ウェブサイトにて紹介をしております。自主防災活動活性化の一環として地域の防災マップを活用いただくようお願いしており、地域によっては実際にまち歩きをしながら確認し、放水訓練をされているといった例もございますので、参考にしていただければと存じます。こうした自主防災組織の活動には、市といたしましてもできる限りのご協力をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
災害は「来るかもしれない」ではなく、「必ず来る」という認識のもと、行政は勿論のこと、地域においても、日頃からの備えについて、話し合いや確認作業を進めながら、更なる地域防災力の向上につなげていっていただきたいと存じますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
〇防災に関すること
(担当課:防災対策課 電話:058-383-1190)
〇消火栓の管理に関すること
(担当課:消防課 電話:058-382-3596)
ご提案| 市役所駐車場案内の看板設置等のお願い
市役所の駐車場への案内看板がないため、設置をお願いしたいと思います。
具体的には、国道21号 那加大東町の交差点から市役所の交差点までの間に右折したら駐車場へ行けること、また消防署の東の道を入れば駐車場に行ける看板があると便利だと思います。
また、産業文化センターに関して、建物入口のガラスのドアに「各務原市産業文化センター」と書いてもらえるとありがたいです。
今の状況だと、駅から降りて建物を通り過ぎた後に、産業文化センター内に入っている施設等の看板があるので、また戻らないといけない状況です。
何卒、ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
(令和7年3月12日受付)
回答 | このたびは、市役所駐車場や産業文化センターの案内について3点のご提案をいただきありがとうございます。
1点目の「那加大東町の交差点から市役所の交差点の間に市役所駐車場の場所を案内する看板を設置する」ご提案につきましては、設置場所や効果などを踏まえ、検討させていただきます。
2点目の「消防署東側の南北道路から本庁舎駐車場へ行ける旨を表示する看板を設置する」ご提案につきましては、消防署南側の東西道路脇(南北道路に入る交差点付近)に既に設置しておりますので、新たに設置することは考えておりません。
3点目の「産業文化センター東側入口のガラスドアに『各務原市産業文化センター』と表示する」ご提案につきましては、入口の左側壁面に施設名を表示しているほか、各フロア内の施設を示す看板を設置しておりますが、視認性が悪いため、より見やすくなるよう工夫します。
なお、現在施設改修工事の囲いにより表示が見えなくなっているため、工事期間中(令和7年8月末まで)は出入口左側に施設名を表示しております。
今後も利用者の利便性が向上するよう改善を図って参ります。
(担当課:管財課 電話:058-383-1467)
ご提案| 放課後等デイサービスについて
支給量の見直しの書類が届きましたが、意味がわかりません。なぜ支援学校ができると、私たち利用者が利用日数を減らされなければいけないのでしょうか?今必要だから利用しているのに、なんのための支援でしょうか。学校ができたり 障がい者が増えたら、今障がいのある子は突然良くなるとお考えでしょうか?(支給量の見直しにより、私が)働けなくなった分の給料はそちらで支給していただけるという事でしょうか?納得している人はどこにいますか。それなら支援学校の設立を今からでもやめて欲しいです。なぜもっと弱い立場に向き合える市になってもらえないのでしょうか?足りないなら制限するのではなく、増やして助けてもらえないのでしょうか。がっかりです。
(令和7年3月18日受付)
回答 | このたびは、放課後等デイサービスのご利用に関するご提案をいただきありがとうございます。
近年、障がい福祉のニーズはますます複雑多様化しており、すべての障がいのある方が、地域で安心して生活できるまちづくりが求められています。
このような中、就学している障がいのあるお子様を対象とした福祉サービスとして、放課後等デイサービスを実施しております。このサービスは、授業終了後または学校の休業日に、生活能力向上のために必要な訓練や社会との交流の促進などを支援するものです。
しかしながら、本事業の利用者は年々増加傾向にあり、今後も増加が見込まれる状況下において、将来的に供給量が不足することが懸念されています。
こうした懸念を解消し、今後も必要な方に必要なサービスを提供していくために、今年度より支給量(月に通える日数)の見直しを行うことにいたしました。具体的には、それぞれの子どもの状況に応じた支給量を提供できるよう、支給決定基準を明確化いたします。また、これまでは支給量が月5日の方もみえましたが、すべての方が月10日以上となるよう支給量を拡充しました。このことにより、週2回以上のサービスを利用できるようになり、より訓練の効果が定着しやすくなりました。
ご提案いただきました受け皿を増やす点につきましては、民間事業者の申し出により岐阜県が認可する仕組みとなっており、市の意向で調整することは難しい状況ですのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
また、放課後等デイサービスの他に、子どもの日中活動を支援する仕組みとして、日中において看護する者がいないため、一時的に見守り等の支援が必要な障がい児に対し、日中における活動の場を提供し、障がい児の家族の就労支援や日常的に介護している家族の一時的な休息を目的とした「日中一時支援事業」がございますので、併せてご利用をご検討いただければと思います。
今後も、すべての障がいのある方が、地域で安心できるまちづくりを目指し取り組んでまいります。
(担当課:社会福祉課 電話:058-383-1252)
ご提案| 各務原市を正しく読めない職員・議員に注意してください
令和7年3月17日各務原市議会本会議を傍聴しました。以前から気になっていたのですが、各務原市(かかみがはらし)と正しく読めない、発音できない職員・議員が多いです。浅野市長は市議会議員時代から、今日までかかみがはらしと正しく発音されていると承知しております。そこでお願いですが、職員に注意していただくとともに、議長にも議員に注意していただくよう、お話していただけませんか。一市民として気持ちが悪くて不愉快な気分です。よろしくお願いします。
(令和7年3月18日受付 足立 全規さん)
回答 | このたびは、「各務原市(かかみがはらし)」の読み方について、ご意見をいただきありがとうございます。
いただいたご意見を踏まえ、職員および各会派の議員に対し、「各務原市(かかみがはらし)」の読み方について、注意するよう伝えました。今後も機会を捉えて周知徹底を図ってまいります。
(担当課:議会事務局総務課 電話:058-383-2001)
(担当課:総務課 電話:058-383-7268)
ご提案| 横断歩道を示す点字ブロックの設置について
六軒駅南、仕出店の「あづみ」前に横断歩道があります。そこに横断歩道があることを示す点字ブロックを設置できないでしょうか?
本日、六軒通りの南詰め、中山道との信号交差点で、白杖を頼りに歩く視覚障がい者を見かけたので、六軒駅まで付き添ってお連れしました。
道中の会話で
・この辺り(六軒通りより東側)に住んでいること。
・普段は六軒駅の踏切(チョコザップ前)まで行ってから六軒通りを横断していること。
がわかりました。
道路交通法の改正により、横断歩道手前での停車が浸透してきたものの、横断歩道の存在を認知できない人がいることに初めて気づきましたし、目の見えない人が交通量の多い六軒通りを横断歩道のない場所で横断することは大変危険だと感じたため、提言しようと思った次第です。
もし、六軒通りの管理権が市にあるなら、是非とも点字ブロックを設置してあげてほしいですし、他に同様の箇所があるなら、交通量等を鑑みた優先順位をつけてで構いませんので、同措置をお願いいたします。
(令和7年3月18日受付 藤井 浩平さん)
回答 | このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
点字ブロック(視覚障がい者誘導用ブロック)は、歩道や横断歩道、駅、バス停留所等の通路において、視覚障がい者の移動等円滑化のために必要であると認められる箇所に設置すると条例で定めており、主に駅周辺や公共施設周辺などの道路で、道路改良工事に伴う歩道整備を行う際に点字ブロックを設置しています。
これまで、駅利用者が多い新鵜沼駅周辺や新那加駅周辺地区ではバリアフリー基本構想を策定し、その施策の一つとして視覚障がい者が安全に移動できるよう歩道内に点字ブロックを設置しました。
現在は、名鉄苧ヶ瀬駅に接続する「かかみの通り」において、道路の拡幅および歩道の新設工事を進めており、歩道には点字ブロックを設置する予定です。
また、ご提案の「六軒通り」につきましては、令和元年度より、いちょう通りから旧中山道(那加メインロード)までの区間における歩道のバリアフリー化および点字ブロックの設置工事を進めています。
令和7年度には、名鉄六軒駅南から旧中山道交差点までの区間の工事を計画しており、ご提案の箇所にも点字ブロックを設置する予定です。
今後も、子どもから高齢者、そして障がいのある方にとって住みよい安全安心なまちづくりを進めてまいります。
(担当課:道路課 電話:058-383-1961)
ご提案| 陣屋公園について
新加納町にある陣屋公園に遊具を少しでもいいのでおいていただきたいです。とてもすてきな公園で、子どもも大好きですが、遊具がないので、車で公園まで行かないといけません。新しいお家が多く、小さい子もたくさんいるので、ぜひお願いします。
また、ボールも他の公園のように“人に迷惑をかけない程度”に許可してほしいですし、飲食禁止もこの暑い夏には現実的ではないと思います。
各務原が大好きです。これからも住みやすい市であってほしいです!!
(令和7年3月19日受付 石橋 瑠美さん)
回答 | このたびは、市長への提案をいただき、ありがとうございます。
新加納陣屋公園は、令和2年3月に新加納土地区画整理事業に伴い整備した公園です。整備にあたっては、この場所が旗本坪内陣屋(江戸時代に現在の役所に近い機能を持っていた施設)跡地であったため、郷土の理解と愛着を高め、住みよいまちづくりに取り組む地域団体「新加納まちづくり会」が中心となり、自治会ワークショップを開催しました。ワークショップでは、地域の皆さんとともに、「地域の文化・歴史に触れることができ、次の世代に継承する」という公園整備のコンセプトを決め、歴史資料室や陣屋正門、新加納まちづくり会が作成した23枚のパネルが展示されている回廊、戦国時代に使われた新加納砦をイメージした物見台などを設置しました。このような経緯で整備したため、新加納陣屋公園には遊具を設置しておりません。また、公園の利用にあたっては、地域の皆さんでルールを決めていただくことができますが、新加納陣屋公園については、周囲の安全確保、施設の破損やゴミのポイ捨ての懸念から、地域の皆さんにより、公園内でのボール遊びや飲食を禁止するルールが決められました。ただし、熱中症対策としての水分補給までを禁止するものではありません。
市としましては、こうした地域の文化・歴史を守りたいという皆さんの想いを尊重したいと考える一方で、公園は市民の皆さんの財産でもあることから、今回ご提案いただいた内容について、地元自治会、公園を管理する新加納まちづくり会と検討したいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(担当課:河川公園課 電話:058-383-1531)
ご提案| JR鵜沼駅・名鉄新鵜沼駅間連絡架橋の通路壁面の掲示ポスターについて
1. 上記場所に催事日の過ぎたポスターが掲示されたままとなっている。
・木曽川うたかた亭 催事日 ~3月2日
・鵜沼宿ひな祭り 催事日 ~3月9日
2. この場所への催事日の過ぎたポスターの掲示については、4~5年程前にも2度にわたり同様の事象があり、この時には電話にて通報し撤去された。
3. 催事日の過ぎたポスターの掲示については全体的なのか、この2枚だけなのかは知る由もないが、(1)撤去日時の管理 (2)当初掲示枚数と撤去枚数の突合 さえ確立していればこの様な事が繰り返し、又複数枚に亘って起きることはなく、即日また2~3日後には撤去ではないにしても、20日~15日もそのまま放置されていることは、民間施設(喫茶店など)では撤去されている事を考えると市自体の管理不足以外の何物でもない。加えて、何も難題でも難問でもないことを考え合わせると尚更である。
4. この場所は
(1)JR高山線への乗換通路であり、県外の多くの観光客などの目に触れる場所(その為にポスター掲示場所としている) で、「各務原はポスターの管理ひとつ出来ないのか」との悪いイメージを持たれかねない。
(2)犯罪者(痴漢、空き巣など)に「各務原は市も市民も街中の事に関心がなく犯行が行いやすい」との犯罪者心理の助長にもなる。
5. 市自体、市全体並びに市民も街中の防犯・防災・風紀・美観などについて管理、関心を持つべき事については、
(1)市発注工事現場への看板の放置(6回)
(2)市役所エレベーター内の椅子設置
(3)産業文化センターエレベーター内館内案内板掲示場所
など兼ねてから「市長への提案」 にて提案しているところである。
6. 市長は施策方針に「やさしさ」「誇り」を揚げているが
(1) 4.(1)、5.(1)は「誇り」
(2) 5.(2)、5.(3)は「やさしさ」に反していると考える。
7. 以上、今回も電話にて通報すればそれで済むことであるが「喉元過ぎれば熱さ忘れる」のとおりの、繰り返しての事象発生につき 3.(1)(2)に記した管理を提案する。
(令和7年3月24日受付 山田 安重さん)
回答 | このたびは、掲示ポスターに関するご指摘をいただきありがとうございます。
JR鵜沼駅・名鉄新鵜沼駅間連絡架橋(鵜沼空中歩道)の歩道壁面に設置している掲示板では、掲示を希望する公共機関等からの申請に基づき許可した写真やポスターの掲示をしておりますが、このたび、イベントが終了したポスターが掲示されたままとなっており、大変失礼いたしました。
当該ポスターにつきましては、早速撤去いたしましたが、今後は同様の事案が発生しないよう、施設管理者として申請者に対し、掲示期間終了後、速やかに撤去するよう改めて周知してまいります。
(担当課:建設管理課 電話058-383-1904)
ご提案| 放課後児童クラブの現状について
小学校の放課後児童クラブで支援員をしております。現在1年生から6年生まで通年で123名ほど在籍しています。長期休みはさらに増えて130名ほどでした。3クラスで運営していますので40数名が各教室で生活している状態でした。4月から始まる令和7年度は、通年で150名以上とさらに在籍数が増えております。1クラス50数名が生活することになります。長期休みだと、さらに人数が増えることでしょう。もはや1クラスの収容人数のキャパを越えていると考えますが、市長はいかがお思いでしょうか。毎日児童クラブに来ているこどもたちが、全員席に座ることができない、自分の荷物をしまう場所がない。それでこども達の人権は守られているのでしょうか。市長は通勤ラッシュの満員電車に乗ったことはございますか。いまの児童クラブは、それと変わらない環境だとわたしは感じております。子育て世代に全力でよりそっておられる市長だからこそ、健全なこころを育むこどもたちの居場所である児童クラブの現状を市長ご自身の目で、直接見ていただき、わたしどもと建設的で前向きな意見交流をさせていただきたく存じ一筆さしあげた次第です。なにとぞよろしくお願いいたします。
(令和7年3月28日受付 溝俣 ともみ さん)
回答 | このたびはご提案をいただき、ありがとうございます。
また、先日はお勤めの放課後児童クラブ(以下、クラブ)に担当課が伺った際、児童の様子や支援員の方々のご意見をお聞かせいただきありがとうございました。
クラブの利用児童数は、年々、増加傾向にありますが、待機児童を発生させないという方針の下、運営を行っております。また、児童の受け入れに際しては、何よりも児童が安全安心に過ごすことができる環境を整えることを第一に考え、日ごろから常に子どもたちに寄り添い、その活動をサポートすることに努めております。例えば、日によって利用児童数が多い場合には、席を増やしたり、ロッカーに加えてランドセルなどを仕舞うためのカゴを用意したりするなど、児童が過ごしやすいよう状況に応じて適切に対応しております。
ご提案にある1クラスの人数が多いことにつきましては、先日の訪問の際、3つある保育室のうちの1つが他の2つに比べて児童が多いことが見受けられましたので、できるだけ早く、現場の支援員などと情報共有しながら、1部屋の児童数を平均的にするとともに、児童やお迎えに来られる保護者の皆様に対してクラスを再編成したことを適切にお知らせするよう、運営業務を委託する事業者に指示しました。
また、利用児童数が年々増加していること、長期休業期間中はさらに人数が増えることにつきましては、お勤めのクラブ以外にも同様の傾向がみられるクラブがございます。現時点での対応としましては、児童が特に増える夏休みには、学校や委託事業者、教育委員会が連携して調整を行い、学校の余裕教室を保育室として活用し、支援員を増員して運営しております。今後は、長期休業期間以外につきましても、利用児童数に応じて、余裕教室の活用や支援員等の配置など同様の対応を取ることができるよう学校や委託事業者と協議し、引き続き、適切な対応を図ってまいります。
引き続き、子どもたちが、安全で安心して活動できるよう放課後児童クラブの適切な運営に努めてまいりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
(担当課:教育委員会事務局教育総務課 電話:058-383-1117)