8月

ページ番号1019201  更新日 令和5年9月26日

印刷大きな文字で印刷

ご提案| 上水道汚染について

 新聞等で報道された各務原市上水道。市民の安心安全のために原因と対策を早急に発表願いたい。
 7月31日に議会で報告されたようですが、まだまだ情報共有されるべきことが不十分だと思います。基準値を超えても市民に知らせなかった考えは理由はあるにしても正しかったのか、不都合は隠していないのか、水質浄化のための暫定対策する期間があったはずなのに何をしていたのか、血液検査して安心してもらう必要があるのに対策がないって理由でそのまま何もしなくていいのか、三井水源地と西市場水源地の水道供給網の重なり合っている地域はないのか等々疑問だらけです。緊急事態ですので、対応よろしくお願いします。
(令和5年8月1日受付 仲野 和幸さん)

回答|三井水源地の地下水における有機フッ素化合物(PFOSおよびPFOA)の濃度が、国の示す暫定目標値1リットル当たり50ナノグラム以下に達していないという事案が令和2年11月に市が行った水質検査にて判明しました。市民の皆様に多大な不安やご心配をおかけすることとなり、大変申し訳ございませんでした。
 公表が遅れたことにつきましては、
・人体に及ぼす影響に関する確定的な知見がなかったこと。
・水道法に定める水質基準については、当然にすべての項目を遵守していたこと。
・国内において、PFOS(ピーフォス)およびPFOA(ピーフォア)の摂取が主たる要因とみられる個人の健康被害が発生したという事例が未だ報告されていなかったこと。
・十分な対応策がないままに市民に公表することによって、かえって市民の不安を煽るおそれがあったこと。
などによるものです。これらの事情を総合的に勘案した結果、数値の高い取水井の停止措置や、数値の低減策の検討を優先して行っておりましたが、市民生活に直接影響を及ぼす水質の問題については、仮に、十分な対応策がなかったとしても、速やかに公表すべきであったと深く反省しております。
 原因と対策についてですが、原因につきましては、本市のみならず全国的にも特定をするには至っておりません。また、人の健康に対する影響の有無や、どの程度の量により影響があるのかについての確定的な知見がないことから、現在のところ、市で血液検査を行う予定はございません。
 対策につきましては、遅くとも12月末にはPFOSおよびPFOAが国の示す暫定目標値以下となるよう活性炭による浄化システムの整備を進めております。
 それまでの間、ご不安な方は活性炭による除去機能を備えた家庭用浄水器やミネラルウォーターなどでの対応をお願いしたいと考えております。
 また、三井水源地半径500m以内の井戸と市内全域に設けた95カ所の水質観測井戸の水質調査を行い、9月下旬には結果が判明する予定です。工事の進捗状況や水質調査結果等につきましては、判明次第、速やかにウェブサイト等で皆様にお知らせしてまいります。
 なお、三井水源地と西市場水源地の水道供給が混ざり合って供給されることはありませんが、地区によっては水道供給網が入り組んでいる箇所がございます。ウェブサイトで配水区域図を公開しておりますが、区域の詳細など、ご不明な点は担当窓口までお尋ねください。
 一刻も早く市民の皆様に安全な水をお届けできるよう全力で対応を進めてまいります。
(担当課:水道施設課 電話:058-383-7115)
 

ご提案| Wi-Fi環境の整備について

場所:森の本屋さん、うぬまの森バス停でWi-Fiが使えるようにしてほしい。
犬山図書館など、他の病院でもWi-Fiが使えます。Wi-Fiを使えるようにお願いします。
(令和5年8月2日受付)

回答|このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
 現在、市の公共施設におきましては、4カ所のライフデザインセンター、総合体育館、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)の6施設にWi-Fi環境を整備しており、スマホ講座の開催や施設見学の際のスマホ等を活用した調べ学習などの目的でご利用いただけます。今後、11月に開庁予定の新庁舎低層棟にもWi-Fi設備を設置する予定です。
 また、公共施設にWi-Fiを整備することで、市民や団体等の活動に広がりが期待できることや災害時の避難所での利用が想定されることから、Wi-Fiの効果的な利用方法を検証するため、一部の公共施設にWi-Fi環境を試行的に整備しています。
 対象施設は、福祉センター4カ所(那加福祉センター、稲羽コミュニティセンター、鵜沼福祉センター、蘇原コミュニティセンター)、小学校体育館4カ所(川島小学校、鵜沼第二小学校、鵜沼第三小学校、各務小学校)、中央図書館、中山道鵜沼宿町屋館の10施設で、試行期間は令和6年3月31日までの予定です。
 市の公共施設におけるWi-Fi環境の整備につきましては、現在行っている実証実験における利用状況を検証し、設置施設や整備手法、セキュリティへの対応等を検討してまいります。
(担当課:企画政策課 電話:058‐383‐4959)

ご提案| 三井水源地から有機フッ素化合物が検出された件について

 まず、有機フッ素化合物の流出元を特定する必要があります。流出元の最有力候補は岐阜基地ですので、岐阜県庁、厚生労働省、環境省等と共に岐阜基地への立入調査を行ってください。流出元が岐阜基地であることが確定したら、岐阜基地内にある有機フッ素化合物を含むもの(泡消火剤等)を廃棄するよう防衛省に要請し、三井水源地を復旧するための資金を防衛省に請求してください。
 市長が防衛省に対して強い態度で臨むことが必要な場面です。強い態度で臨まなかった場合、三井水源地を復旧するための費用が全額市民負担ということになる可能性があります。
(令和5年8月7日受付)

回答| このたびはご提案いただきありがとうございます。
 有機フッ素化合物(PFOSおよびPFOA)の物質の面的広がりを把握するため、三井水源地半径500m以内の井戸と市内全域に設けた95カ所の水質観測井戸の水質調査を行います。
 調査は専門機関に委託し、8月下旬から採水、9月下旬には結果が判明する予定で、市内における有機フッ素化合物の暫定目標値超過エリアが明らかになるものと考えています。
 岐阜基地には調査協力を依頼し、了承を得ております。そのうえで今後は、本調査の結果を踏まえ、必要に応じ関係機関とも連携し、適切に対応してまいります。
(担当課:水道施設課 電話:058-383-7115)

ご提案| 三井水源のPFOS、PFOA検出について

 三井水源のPFOS、PFOAが検出された件、お伺いします。
 1.今回の件、なぜ2年半もの間、行政では把握していたにもかかわらず、市民に知らせてくらなかったのでしょうか?
ホームページを拝見すると、解決策をまとめてから市民に公表すべき、混乱を与えるだけとありましたが、理由は後からいくらでも言えます。隠蔽していたのでしょうか?改善策を検討することだけで数年かかったということですか?このようなことが分かった段階で市民に知らせ、検討段階のことも含め市民にどんな状況かを伝えてほしいと思います。そしてもっと市民に寄り添った行政であってほしいです。
 2.各家庭でできる対応策として、浄水器の設置やミネラルウォーターでの代用とありました。健康に被害が出る可能性もあるとのことで、私も対策を講じたいと考えていますが、どちらにしても費用が掛かります。補助や無料提供等のお考えはございますか?なぜ、市民が100%費用を負担しなければいけないのでしょうか?
 3.住民説明会は開催されますか?先日テレビニュースで観た会見には市長はご欠席だった(私の見落とし?)と思います。ご欠席されていたのであれば、なぜですか?今回の件、住民説明会を開催していただき、市長よりお話をお聞きしたいと思っています。
(令和5年8月17日受付)

回答| このたびは、三井水源地の地下水から暫定目標値を超えてPFOS、PFOAが検出されたことについて、市民の皆様に多大な不安やご心配をおかけすることとなり、大変申し訳ございませんでした。
 まず、公表が遅れたことにつきましては、
〇水道法に定める水質基準については、当然にすべての項目を遵守していたこと。
〇人体に及ぼす影響に関する確定的な知見がなかったこと。
〇国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因とみられる個人の健康被害が発生したという事例が未だ報告されていなかったこと。
〇十分な対応策がないままに市民に公表することによって、かえって市民の皆様を不安にさせてしまう恐れがあったこと。
などによるものです。これらの事情を総合的に勘案した結果、数値の高い取水井の停止措置や、数値の低減策の検討を優先して行っておりましたが、市民生活に直接影響を及ぼす水質の問題については、ご指摘のとおり、仮に、十分な対応策がなかったとしても、速やかに公表すべきであったと深く反省しております。
 PFOS、PFOAが人体に及ぼす影響についてコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されていますが、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては未だ確定的な知見がなく、現在も国際的に検討が進められています。暫定目標値である「50ng/L」は、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても健康に悪影響が生じないと考えられる水準として設定されたものです。これまで国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因とみられる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりません。これらのことを総合的に勘案した場合に、三井水源地からの水道水を使用し続けたとしても、ただちに健康に悪影響を生じさせると断定することはできません。
 したがいまして、個々の世帯に対して浄水器の配布または補助をすることは考えておりませんが、活性炭による浄化システムの実証実験を既に着手しており、9月末までに本格稼働できるよう現在工事を進めております。
 最後に、市民の皆様への説明については、広報紙8/15号、9/1号と同時配布のご案内でお知らせした他、8月17日に市長出席のうえで岐阜県と合同で記者会見を行いました。また、PFOS、PFOAの数値が暫定目標値以下となるように、活性炭による浄化で、数値の低減対策に全力で取り組んでおり、その経過については随時、市ウェブサイト、広報紙、回覧等で報告を行いますので、現時点では説明会という形での実施は予定しておりません。
 なお、市ウェブサイト、広報紙、回覧等に記載のない件については、下記までお問い合わせくだい。
 一刻も早く市民の皆様に安全な水をお届けできるよう全力で対応を進めてまいりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
(水道水の水質に関すること 担当課:水道施設課 浄配水係:058-383-7115)
(個人で利用されている井戸に関すること 担当課:環境政策課 環境保全係:058-383-4232)

ご提案| 地域街づくりについて

 各務原市も高齢化が急速に進んでいます、また少子化も進んでいます。こうしたなか、高齢者の見守りや子育ての支援など福祉の課題をはじめ、移動手段の確保、防犯防災、交通安全対策など地域の課題が多くあります。これらの地域課題を改善するため、地域の各種団体による活動が活発に行われています。これらの団体と住民の総合力で地域が抱える課題を解決し、住みよい地域を作る為、まちづくり組織を設置し、より効果的な地域づくりができるよう改善していく。これらが必要ではないか。関市では、平成24年~小学校区ごとに「地域委員会」を設置して、住民が主体となる地域づくりを推進されました。(行政の指導により)
 地域内の自治会や各種団体など、多くの住民の参加により、地域委員会が組織されている関市では多くの地域が活動しています。各務原市も地域委員会を推進していくとよいと思います。
(令和5年8月9日受付 安田 銀吾さん)

回答|地域委員会(まちづくり協議会)は、多様な地域団体や市民団体で構成され、自主的に地域づくりを行う組織で、県内では岐阜市や関市などで設置されています。
 本市における地域の自治組織の運営形態としては、自治会、自治会連合会が組織の中心となり、すでに社会福祉協議会やシニアクラブなどの各種団体と連携しながら地域におけるつながりづくりや、防災・防犯・地域の見守りなどさまざまな取組が行われており、中にはまちづくり協議会を組織している地域もございます。
 市では自治会や、地域におけるまちづくり事業に対しさまざまなサポートを行い、地域コミュニティの活性化を図っておりますが、時代の移り変わりとともに、人々のライフスタイルや価値観は多様化し、地域や団体において、役員の高齢化や活動の担い手不足、加入率の低下などといった課題が顕在化しており、地域コミュニティを支える組織のあり方についてもさまざまなご意見がございます。
 ご提案いただきました、地域委員会もそのあり方の一つであり、市町村合併により市域が拡大し、それまであったきめ細かな地域コミュニティにおける取組が希薄となるなどの課題解消には一定の役割を果たしているものと考えますが、その一方で、行政主導でまちづくり協議会を設置しようとしたところ、地域の理解が十分得られず、混乱を招き、手詰まりの状態となった例も見られます。
 「活動の担い手・役員のなり手不足」などといった問題を抱えている状況下において、地域の自治組織を行政主導で一律に再編することは慎重に行う必要があることから、まずは現状の組織における負担軽減に取り組むとともに、「地域ネットワークの構築(各種団体とのつながりづくり、マッチング)」を進め、その地域の実情に合った活動や体制づくりを行っていくことが大切であると考えております。
 市内の各地域には、これまでの歴史や背景があり、それぞれ特色や特性をもった活動がすでに展開されています。全地域一律ではなく、その地域に合わせた支援や情報提供を行うとともに、個別のご相談に応じながら柔軟に対応してまいります。
(担当課:まちづくり推進課 電話:058‐383‐1662)
 

ご提案| 水質汚染の対応について

 メールや電話が苦手な両親の意見も併せて、3人分の意見をお伝えします。皆 蓄積される有害物質に不安に思っています。
 今回の水質汚染に対して、浄水器補助が無いとの事。ぜひ水道代を減額してください。新体育館と公園改修よりも優先してください。
 今回の「発表が遅れた事」に対する今後の防止策を広報に掲載してください。
 対象地域「希望者」に血液検査を無料でやってください。どの程度か知る事によって不安が払拭されます。
 これら対応策によっては、移住者の増減がかかっていると思います。ぜひ、「住みたい街 各務原」となるよう全国で1番市民に寄り添う自治体であってほしいです。よろしくお願いします。
(令和5年8月18日受付)

回答|このたびは、三井水源地の地下水から暫定目標値を超えてPFOS、PFOAが検出されたことについて、市民の皆様に多大な不安やご心配をおかけすることとなり、大変申し訳ございませんでした。
 PFOS、PFOAが人体に及ぼす影響については、コレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されていますが、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては未だ確定的な知見がなく、現在も国際的に検討が進められています。暫定目標値である「50ng/L」は、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても健康に悪影響が生じないと考えられる水準として設定されたものです。これまで国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因とみられる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりません。これらのことを総合的に勘案した場合に、三井水源地からの水道水を使用し続けたとしても、ただちに健康に悪影響を生じさせると断定することはできません。
 したがいまして、個々の世帯に対して浄水器の配布または補助をすることや水道代を減額することは考えておりませんが、活性炭による浄化システムの実証実験を既に着手しており、9月末までに本格稼働できるよう現在工事を進めております。
 公表が遅れたことに対する今後の防止策として、水質検査計画の改定を行い、有機フッ素化合物の検査結果について随時公表するとともに、目標値等の超過を確認した際には、関係機関と協議のうえ速やかに注意喚起行い、必要な措置等について実施します。また、上記内容を含む改善計画書を県へ提出し、市ウェブサイト等に掲載してまいります。
 血液検査については、どの程度の血中濃度でどのような健康影響が生じるかについては明らかになっておらず、その結果により健康影響を把握することも困難であるため、血液検査を実施する予定はありません。
 一刻も早く市民の皆様に安全な水をお届けできるよう全力で対応を進めてまいりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
(担当課:水道施設課 電話:058-383-7115)
 

ご提案|支援学校への作業所の設置について

 羽場町で建設中の支援学校の敷地がとても広そうです。子どもたちが卒業後さよならではなく、敷地内に就労できる就労施設・作業所を作ってください。
(令和5年8月29日受付 山下 晴彦さん)

回答 | このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。また、特別支援学校に通う児童生徒の卒業後の進路先に思いを巡らせていただき感謝申し上げます。
 新特別支援学校は、昨年度末に設計が完了し、ご存じのように7月から建築工事を始めております。地権者様、地元の皆さまのご理解・ご協力のもと、約30,000平方メートルという広い敷地を確保し、全校で約220人程が通う大きな学校になる予定です。校内には、各教室や体育館、特別教室、グラウンド、作業学習用の農園、遊具広場、スクールバス車庫、駐車場など必要な施設設備を整備する計画です。
 新特別支援学校は、当初から教育施設(学校)として計画しており、ご提案にありました就労施設、作業所の整備は計画しておりません。
 ただし、ご提案にありましたように、生徒たちの卒業後を見据え、在学中から市の健康福祉部や産業活力部、ハローワークや障がい者就業・生活支援センター等の関係機関と連携をとって、卒業後の進路先を確保し、卒業生たちが、この各務原市で安心して暮らし、自立と社会参加ができるよう体制づくりをしてまいります。
 また、新特別支援学校敷地内ではありませんが、新特別支援学校開校後の、現各務原特別支援学校の跡地利用について、現在検討委員会を設置し検討を進めているところです。その中で、市内の別の場所で運営している就労継続支援B型事業所を移転する案が出ております。現在は検討の途中ですが、現各務原特別支援学校が長年にわたり特別支援教育の場であったことを踏まえた利用計画を、今年度中に決定する予定です。
 引き続き、新特別支援学校を含む特別支援教育に対する、ご理解ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(担当課:教育施設整備推進室 電話:058-383-7302 教育総務課 電話:058-383-1117)

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課 生活相談係
電話:058-383-1884
まちづくり推進課 生活相談係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。