2月
ご提案| 野良猫への問い合わせ
各務原市は野良猫が非常に多く、車に轢かれてしまう猫もよく見かけますが何か対策や検討はされていますでしょうか。岐阜県では自治会向けに捕獲器の貸出や避妊手術の費用をもってくれるなどされているようですが、個人向けではないため、利用しづらいです。個人向けのサービスにしてもらえるとよりTNR活動(飼い主のいない猫の繁殖を抑えるために、捕獲器で猫を捕まえて不妊・去勢手術を行い、元の場所に戻す活動)もやりやすくなります。また、他人の敷地などに捕獲器を置きたい場合、市町村の名前を貸していただける(捕獲器に自治体名と保護に関する説明が書かれたプレートを貼り付けているなど)と、近隣住民の方の理解を得られやすいと思います。まずは、費用もそれほどかからないと思われる個人向けへの役所名の入った捕獲器の貸し出しをご検討いただきたいです。
いつかは県や市が主導で保護活動を行っていただきたいです。
(令和6年2月2日受付)
回答 | このたびは、野良猫対策についてご提案をいただき、誠にありがとうございます。
本市では、野良猫を増やさないための取組として、野良猫への餌やり、飼い猫の放し飼いなど、マナーを守らない人に対する指導、自治会を通じた看板や回覧文書の配布、広報紙による注意喚起などを行っています。
この他、現在は、公益財団法人どうぶつ基金が実施する「さくらねこ無料不妊手術事業」への登録を進めており、今後は市より市民の皆様に無料不妊手術チケットを交付することができるようになる予定です。ただし、TNR活動は、手順や捕獲後の取り扱いなど適切な知識や経験が求められることから、ご提案いただいた様な個人向けではなく、猫を捕獲し不妊去勢手術を施し、元の場所に戻すことができる2人以上のグループや団体とする方針です。
また、個人への猫の捕獲器の貸出につきましては、猫には犬のような登録制度や放し飼いを規制する法制度がないため、野良猫か飼い猫であるかの判断が難しく、捕獲によるトラブルが懸念されることから、現在のところ実施する予定はございません。
今後も、野良猫を増やさないための指導や啓発、「さくらねこ無料不妊手術事業」等を実施していくことで、市民の皆様の生活環境の向上に努めてまいります。
(担当課:環境政策課 電話:058-383-4231)
ご提案| 桜の木の枝下ろしと木に巻き付きの草の駆除について
冬もあとわずか、春になりますと美しく花が咲きみだれます。市民公園付近はどの木も下枝おろしをしてきれいですが、蘇原大島から新境川で稲羽の運動公園までの桜の木が地面から2~3束くらいまでの小枝を切り取って、木に巻きついている草も取り除いていただきたいと思います。
木は大分老木にはなっていますが、毎年、美しく咲いています。今一度見ていただくと、あれではせっかくの桜も半減してしまいます。また、老木のあとには若木の移植も必要だと思います。
美しい各務原市にしたいと思いまして提言しました。
(令和6年2月8日受付 丹羽 昭一さん)
回答 | 新境川の桜並木は、百十郎桜と呼ばれ、広く市民に親しまれており、桜まつりのイベント時には大勢の観光客が訪れる、本市の大切な観光資源です。
現在、桜の木の延命を目的としたボランティア団体である「百十郎桜保全ボランティア」の皆様とともに、那加新橋から那加橋(旧国道21号)までの区間を中心に、毎年、計画的な枯れ木や枯れ枝の剪定などの保全活動を実施し、桜の木を長生きさせるよう努めております。現在の作業エリア外の範囲につきましては、今後、関係各部署で協議、検討を行い適切に対応してまいりたいと考えております。
ご提案にありました、老木で枯れてしまった樹木についても、周囲の環境や生育状況を見極めながら堤防を傷めない範囲で若木を補植するなどし、桜並木の良好な保全に努めてまいります。
(担当課:観光交流課 電話:058-383-9925)
(担当課:河川公園課 電話:058-383-1533)
ご提案| ろっけん通りの使われていない店舗等について
何年もシャッターが降りっぱなしのお店や、閉業してからかなり経っているのにそのまま放置されているお店を多く見かけます。しかし、ほとんどが貸出や売りに出されることはなく、閉店した時の姿のままで街も寂しい雰囲気に見えますし、昨年ろっけん通りの歩行者天国ではたくさんの人が集まっていたのに勿体ないなと思います。
個人間でのやりとりするより、市で『使っていない店舗を有効利用して商店街を盛り上げていく取り組み』をし、使われていない店舗と空き店舗を使いたい人とのマッチングができたほうが現在店舗を所有している方も安心できると思うので、そのような仕組みがあるといいなと思いました。
(令和6年2月9日受付)
回答 | このたびは、ご提案をいただきましてありがとうございます。
本市ではこれまで、ろっけん通り歩行者天国など、商店街等団体が行うイベント等へ補助金を交付することを通じて、商店街の活性化を図ってまいりました。しかしながら、市内の商店街では、商店主の高齢化や店舗の老朽化などにより、空き店舗が目立つようになってきました。
ご提案いただきました空き店舗の有効利用による商店街の再生には、まちづくりに主体的に取り組む民間の会社と行政との連携が必要不可欠と考えています。
現在、那加地区の商店街では、都市再生推進法人(都市再生特別措置法に基づき市町村が指定する、まちづくりに関する豊富な情報・ノウハウを有し、運営体制・人材等が整っているまちづくり団体)と市が連携し、人が行き交いにぎやかだった、かつての商店街の再生を目指して、新しいことや面白いことを始めたい方をまちに誘導する取り組みを行っています。
令和6年度からは、「まちなかウォーカブル推進事業《那加from Park構想》」において、市民公園周辺地区に限定した「店舗開業支援補助金」制度を新たに市で設けるなど、空き店舗を活用した新規出店支援を予定しております。この事業では、まちづくりに主体的に取り組む民間の会社と行政が連携し、「空き店舗」と「新たにお店を始めたい人」とのマッチングに取り組む予定です。今後、民間の会社との連携をさらに広げることができれば、他地区への事業の展開も検討してまいりたいと考えております。
今後も引き続き、商店街ひいては地域の活性化に資する効果的な事業に取り組んでまいります。
(担当課:商工振興課 電話:058-383-7284)
(担当課:都市活力創造課 電話:058-383-7254)
ご提案| 雨水貯留施設整備(防災対策)に対する助成について
市内在住の者です。
能登半島で起きた地震報道などを見ていて、水の大切さを改めて実感しています。
自宅に雨水を溜めておける雨水タンクの設置を検討しているのですが、市町村によっては補助金や助成があるとの旨を知りました。お隣の関市では雨水貯留施設整備の助成があるようですが、各務原市では助成を検討されていますでしょうか。
市長の意見をお聞きしたいと思いました。よろしくお願いします。
(令和6年2月14日受付)
回答 | このたびは、市長への提案をいただきありがとうございます。
災害による被害を軽減するためには、まずは個人(ご家庭)でできることは個人(ご家庭)が行う「自助」、個人(ご家庭)で出来ないことは地域の取組の中で解決を図る「共助」、それでも解決できないことは行政が担う「公助」といった補完性の考え方のもとで、防災に関する備えを進めているところです。
本市では、「公助」の取組として、災害発生時に備えた飲料水・食料など生活物資の備蓄や防災資機材の整備をはじめ、災害時には救助活動や支援物資の提供、災害時の支援に関する関係団体との協定の締結などに力を注いでいます。また、「共助」の取組につきましては、近所の助け合いや自主防災活動への参加を呼びかけるほか、自主防災組織に対する防災資機材の購入費用の助成や、防災教育に関する支援などを行っています。
一方、災害の規模が大きくなればなるほど、物資の到着の遅れや、行政自身が被災して機能が麻痺することも考えられます。そのため、市民の皆様には、「自助」の取組として、災害時の備えに関する啓発を行うとともに、各家庭でのご負担による飲料水や食料、トイレットペーパー等の備蓄、家具の固定など、災害への備えをお願いしているところです。
今回の能登半島地震において長期の断水状態が発生していることから、災害の備えとして生活用水の確保も重要です。「自助」の取組としてのご自宅への雨水タンクの設置は、災害時の生活用水の確保の一つの手段でありますが、他にも風呂の残り湯の活用や、ポリタンクなどに水を溜めておくなどの方法もあります。また、携帯トイレやウェットシートなど、必ずしも生活用水を必要としない対策もあることから、ご自宅への雨水タンクの設置に対しての補助制度につきましては、現在のところ、創設することは考えておりませんが、今後、能登半島地震で起こった事象やその対応、そこから学んだ防災対策を総括した上で検討してまいります。
本市としましては、引き続き、自助、共助についての取組をお願いするとともに、今回の能登半島地震を教訓にしながら、備蓄品の拡充整備や、災害に強い都市基盤のさらなる強化など、公助の機能を高め、有事の際はその力を最大限発揮できるよう努めてまいりますので、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
(担当課:防災対策課 電話:058-383-1190)
ご提案| 木曽川遊歩道の整備について
私は木曽川近くのマンションに住んでおり犬山城と木曽川の景色をながめながら毎日気持ちよく暮らしております。特にツインブリッジとライン大橋にはさまれた木曽川沿いの遊歩道を歩くのは大きな楽しみです。時間にして40分ほどでしょうか、国宝犬山城を見ながらぐるっと川沿いを一周することになりそれはそれはすばらしい景観です。観光客の人も歩いています。イタリアンのお店やカフェなどのお店も複数ありますし、カメラ撮影ポイントも多くあり人に薦めたくなる道です。
しかし、ただ一つ残念なことがあります。それはツインブリッジ歩道の西端(鵜沼側)と木曽川遊歩道がつながっていないことです。橋から交通量の多い車道を数十m歩いてやっと川沿いの遊歩道に降りることができます。
ぜひツインブリッジ歩道と木曽川沿い遊歩道をつないで安全に楽しく歩ける犬山城周遊路として整備していただきたいです。よろしくおねがいいたします。
(令和6年2月19日受付)
回答 | このたびは、市長への提案をいただきありがとうございます。
木曽川右岸遊歩道は、平成27年度から平成28年度にかけて、ライン大橋から上流へ約1100mの区間について、美しい景観と豊かな自然に親しむことができる憩いの空間として整備しました。
ご提案の区間につきましても、その整備に向けて、河川管理者や文化庁など関係機関と協議を実施してまいりましたが、名勝「木曽川」の指定区域内であるため露岩の保存が必要なことや露天風呂に対する課題などがあり、整備を断念せざるを得ませんでした。
そのため、現在の対応としては、岐阜県と協議し、安全性の観点から主要地方道芋島鵜沼線の路肩にカラー舗装を行い、遊歩道の連続性を確保しております。
市としましては、各関係機関と協議等を行い、木曽川河畔の美しい景観が楽しめる憩いの場の創出に向け、引き続き検討してまいります。
(担当課:都市計画課 電話:058-383-1984)
ご提案| 学童クラブの申込みの案内方法について
学童クラブの次年度の申込み案内は、これまでは、学童クラブから紙で配布されており、それをもらってから申込みをしていました。
ところが、今年度は紙での配布案内がありませんでした。学童の先生に確認したところ、紙で配布はせず、学童クラブの窓に貼り付けた掲示のみで申込みが開始していることをお知らせしていたとのこと。
掲示に気付かず、今年も紙で申込み案内をもらえると待っていた私は、慌てて、教育委員会に申込みが間に合うか尋ねました。広報、ホームページ、スマート連絡帳(最近、開始されたばかりの保護者への連絡方法)などで案内したとおり、申込み期限はすでに終了していると言われ、学童クラブの申込みはできませんでした。
これからは紙ではなく、デジタルなどの方法で情報が発信されていく時代であることは理解しています。利用者に紙で直接、申込み案内を配布することが、一番確実な方法だとは思いますが、今後、紙での配布がなくなっていくのは仕方がないことです。ですが、せめて、急に新たな連絡方法に切り替えるのではなく、「今後は紙で配布しません。○○での案内に変わるので、そちらを確認してください。」と事前に確実な方法で周知をしていただきたかったです。
市が発信する情報には非常に重要なものが多くあると思います。必要としている人に大事な情報が届く社会、また私のように預り先がなく困るといった状況にならないよう、子を持つ親が安心して働ける社会、そういった環境づくりを市長にお願いしたいです。
(令和6年2月29日受付)
回答 | このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
教育委員会および放課後児童クラブ(以下、クラブ)の申込みにつきましては、これまで、クラブまでお越しいただくことを原則としておりましたが、来年度分の利用申請からは、利便性向上・負担軽減を図るため、時間や場所を選ばず、いつでも申請することができる電子申請を原則とするよう、見直しをいたしました。
このことについて、保護者の皆様に対し確実にお知らせする方法として、11月には現在クラブをご利用されている保護者の方へ、また12月にはご利用されていない方も含めたすべての保護者の方に、デジタル連絡システム(以下、スマート連絡帳)でご案内させていただきました。その他、市ウェブサイトや広報紙、市公式LINE、クラブ室での掲示などでも紹介するなど、広く周知に努めてきたところです。
今後においても、今年度同様にスマート連絡帳のほか、さまざまなツールで広く周知を図っていく方針です。また、必要に応じて個別の声掛けを行うなど、より丁寧できめ細かな対応に努めてまいります。
(担当課:教育委員会事務局総務課 電話:058-383-1117)
ご提案| 公園の整備について
1. バリアフリー化
1)市では「グリーンインフラ活用型都市構築支援事業」に基づき、整備年度が古い公園や再整備の必要性が高い公園のリニューアル整備として、公園緑地の整備、バリアフリー化、健康遊具の設置などが進められているのは喜ばしい事である。
2)そんな中、バリアフリー化について、私の住む周辺の公園ではバリアフリーが充分でない処が含んどである。
3)即ち、公園の入口に車止め、階段、又急なスロープがあり、車椅子やベビーカーでは入る事が出来ない状況にある。それは別紙のとおりであるが、これらは極く一部で市全体では整備年度が古い公園では含んどこの様なバリアーがあると推測する。
4)これらは各れも整備年度が古く、当時としては「質より量」の時代背景で、障害者、高令者、年少者などの生活弱者に対する配慮が充分でなく不得已なかった事と考えるが、時代の変化とともに現在はこれらの方々に対し、差別、不便があってはならないと考える。
5)従って、ア、階段はスロープとする。イ、急傾斜はスロープはゆるやかな傾斜にする。ウ、車止めは撤廃する。又撤廃は出来なくとも、その間隔を車椅子、ベビーカー等が通行可能な広さとする。様に整備する事を提案する。
2. インクルーシブ遊具の設置
上記の健康遊具の設置はもとより、障害の有無や年令にかかわらず、誰もが利用しやすいよう形状が工夫されているインクルーシブ遊具の設置を提案する。
3. 1.2.は障害の有無などにかかわらず、あらゆる属性の人々が楽しく過ごせるよう設計された公園、即ちインクルーシブ公園を標傍するもので、欧米では1980年代より普及している。我国でも2020年に東京世田谷区、砧公園に初整備され、その後神奈川県藤沢市、そして中部地方でも豊川市の豊川公園こども広場、富山県空港スポーツ広場「インクルーシブひろば」など全国に広がりつつある。
又、昨年5月には、伊勢市が障害のある子を持つ母親の願いにこたえて朝熊山麓公園にインクルーシブ遊具を設置している。
4. 当市でも、総合計画で掲げている基本理念の一つである「やさしさ」と、令和6年の市長筆頭あいさつで述べている「子育てしやすいまち」、「誰もが住みやすいまち」、「便利で快適に暮せるまち」、そして「緑の都市賞」や「住みやすい都市づくり国際賞」で国内外から高い評価を得ている「公園都市かかみがはら」として、インクルーシブ面に於ても積極的に推進を企り、公園全体がインクルーシブな考え方を実践する場となり、それに伴って各務原市全体が「インクルーシブなまち」になればと考える。
(令和6年2月29日受付 山田 安重さん)
回答 | このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
公園施設の整備については、平成25年に施行されたバリアフリー法に基づく「各務原市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例」に定める基準において、施設の新設、増設または改築を行うときは条例に適合するものでなければならないとされています。
この条例において、出入口の基準は、
(1)幅120cm以上とすること。
(2)車止めを設ける場合は、90cm以上の間隔とすること。
(3)出入口からの水平距離が150cm以上の水平面を確保すること。
などと定められており、条例施行後に新設、増設または改築した公園については、基準に適合しています。また、遊具などについては、地元自治会と協議の上設置をしております。
そのため、条例施行前に新設、増設または改築した公園については、今後、リニューアル整備等で公園の更新を実施する際に、インクルーシブ遊具の設置なども含め地域住民のご意見を聞きながら、より利用者に優しい公園となるよう検討してまいります。
なお、現在整備を進めている新総合体育館に併設する総合運動防災公園においては、インクルーシブ遊具を設置する予定です。
(担当課:河川公園課 電話:058-383-1531)
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