令和2年11月1日

出発！チョイソコかかみがはら

まちづくりの羅針盤となる総合計画では、基本目標の一つに「便利で快適に暮らせるまち」を掲げ、地域の皆さんが利用しやすい公共交通ネットワークの形成を目指しています。
既に運行している「ふれあいバス」や「ふれあいタクシー」は、鉄道や路線バスを補う日常の足として、多くの方にご利用いただいています。
そして、さらに気軽に外出しやすい環境を整えるため、鵜沼南エリアにおいて新たな公共交通の手段となる「チョイソコかかみがはら」の実証実験を開始しました。
チョイソコとは、「チョイとソコまでご一緒に！」を合言葉に、会員登録された方が乗り合いで、気軽に利用できるサービスです。
停留所の数も大幅に増やすなど、身近な場所で乗降ができ、運行時間の設定もないため、とても便利にご利用いただけます。
また、停留所となる地域の病院や商業施設、金融機関など、現在5社の皆さんにこの事業のスポンサーとしてご協力をいただいています。会員の皆さんにスポンサーのイベント情報などを定期的にお知らせすることで、お出かけを促すきっかけづくりになるよう取り組んでいきたいと思っています。
10月1日には、素晴らしい秋晴れのもと、「チョイソコかかみがはら」の出発式を行いました。多くの方が笑顔で見守るなか、記念すべき第1号が軽やかに出発しました。
誰もが住み慣れた地域で、安心して住み続けられるよう、この事業が地域の方々やスポンサーの皆さん、そして交通事業者や行政との連携・協力のもと、地域に根付いた事業として成長していくよう、みんなで育てていきたいと思った1日になりました。