平成30年12月1日

「ル・ブルジェ航空宇宙博物館」と連携合意！

今年3月にリニューアルオープンした岐阜かかみがはら航空宇宙博物館「空宙博（そらはく）」。本当に多くの皆さんにお越しいただき、9月には来館者数が30万人を超えました。
その空宙博が、フランスのパリにある「ル・ブルジェ航空宇宙博物館」と連携することとなり、去る10月25日に岐阜県知事らとともに現地を訪れ、意見交換を行ってきました。
ル・ブルジェ航空宇宙博物館はヨーロッパを代表する、世界屈指の航空宇宙博物館です。超音速旅客機コンコルドをはじめとする、約400機の航空機の展示や、天空にそびえるアリアンロケット、衛星の実物大模型など、宇宙関連の資料も圧巻です。
博物館内に目を向けると、日本と同様、子どもたちや家族連れが熱心に見学している光景に出会い、小さなころから航空や宇宙に興味を抱き、夢を育む施設を目指す新たな「仲間」ができたことに心強さを感じました。
市の航空宇宙産業の発展は、約100年前の1919年（大正8年）にフランス航空教育団が来日し、当時の各務ヶ原飛行場で技術指導を受けたことに始まるなど、フランスとはとても深い関係にあり、今回の連携合意は非常に感慨深いものがありました。
空宙博と海外の博物館との連携は、米国スミソニアン航空宇宙博物館に続き2例目。今後も魅力ある博物館として、さらには世界に誇れる館となるべく、収蔵資料の賃借や共同での企画展開催をはじめ、研究員らの交流などを積極的に展開していきます。新たな挑戦にどうぞご期待ください。