平成30年7月1日

ページ番号1006138  更新日 令和3年2月12日

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木曽川うかい開幕!

木曽川うかいの写真

快晴となった6月1日、初夏の訪れを告げる「木曽川うかい」が開幕しました。
とても日差しの強い日でしたが、心地のよい風が吹き抜ける名勝木曽川の川面や、新緑に輝く伊木山、そして悠然とそびえ立つ国宝犬山城の絶景に心が癒やされました。
夜鵜飼の篝火に照らし出された鵜匠の姿や鵜の動きはとても幻想的で、鵜飼の醍醐味のひとつです。木曽川うかいでは、夜の魅力に加えて昼鵜飼も楽しむことができます。観覧船から鵜舟までの距離がとても近いことが特徴で、その迫力に心が魅了されます。
鵜匠が何羽もの鵜を巧みに操る素晴らしい手縄さばきや、鵜の動きを指で感じとる繊細な技術には感心します。鵜と鵜匠の息のあった「妙技」は、お互いに深い絆で結ばれているからこそのものでしょう。
1300年以上の歴史を誇る伝統ある鵜飼。現在、鵜飼を楽しむことができるところは全国で12カ所と、非常に貴重な伝統文化となっています。
近くでは、岐阜市の長良川鵜飼、関市の小瀬鵜飼と川漁文化が盛んです。「海なし県」として、生活に密着していることを物語っています。そして、長きに渡りしっかりと技術が継承され、素晴らしい後継者が育っています。
多くの皆さんの熱意が詰まった木曽川うかいは、今年も10月15日まで開催しています。ぜひ多くの皆さんにお出かけいただき、この伝統的な鵜飼を楽しんでいただきたいと思います。全国的にも珍しい女性鵜匠もがんばっていますよ!

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