令和元年12月1日

マイナンバーカードの普及に向けて

「便利な暮らし、よりよい社会」を目指し、国はマイナンバーカードを活用したさまざまな取り組みを進めています。本市におけるカードの取得率は約9.8（9月時点）。全国平均の約14.0％と比較しても低い状況にあります。現在、一層の普及に向けて啓発活動に力を入れているところです。
マイナンバーカードを活用したサービスは拡大し続けています。今年4月からマイナンバーカード取得者を対象に、住民票や印鑑登録証明書などを全国のコンビニエンスストアで取得することができるようになりました。
また、児童手当に関する申請がワンストップ化されたり、顔写真付きの本人確認書類として活用できたりと、カードを持っていることで恩恵を受けられるケースが増えてきています。
国では、マイナンバーカード取得者を対象に、来年の夏ごろからポイントを還元するといった消費活性化策が始まります。さらに、将来的には、医療機関で使用する健康保険証の機能を持たせることも決まっています。
各務原市では、図書館の利用カードとして活用をしていく予定です。
今後さらなる活用が見込まれるマイナンバーカードですが、本市でカードを取得しているのが一番多い年代は70代の皆さんだったということには驚きました。時代の流れに目を向けた「先読み力」に脱帽です。
私も今年に入り、家族全員のマイナンバーカードを取得しました。まだお持ちでない皆さんも、ぜひこの機会に取得を考えてみませんか。きっとさまざまなな機会で、「便利になった」と感じることができると思いますよ。