令和元年8月1日
「各務原にんじん」のブランド化に向けて
「各務原にんじん」は全国的にも珍しい二期作で栽培され、鮮やかなオレンジ色と甘みの強さが特徴の市を代表する農産物です。
平成29年3月に、「JAぎふ各務原にんじん選果場」が完成。収穫後の一連の作業が自動化され、効率化と省力化によって作付け面積が拡大するなど、産地としての強化が進んでいます。
春夏にんじんの収穫ピークを迎えた6月、さまざまなイベントを開催しました。農業の楽しさと地産地消の大切さなどを学ぶ収穫体験イベントには、小学生の親子連れや、ボランタリーハウスに通うお年寄りの方などが多数参加。「各務原にんじん」に親しんでいただくとともに、世代を超えた交流を深めていました。
また、新たに寺子屋事業の1つとして、にんじん選果場などを見学するコースも開催しました。
そして「各務原にんじん」のブランド化に向けた産学官連携の取組として、にんじんの特徴を生かしたメニューを開発する検討会を開催し、私も参加しました。このメニューは、商品化を目指して東海学院大学の学生が考案したもので、ケーキやパスタなど18種類ものオリジナリティーにあふれた試作品は、味や見た目、食感、栄養価など、細部にまでこだわったクオリティーの高いものばかりでした。
洋菓子店や喫茶店など多様な事業者の方も熱心に試食するなど、商品化への期待が膨らむとともに、若い皆さんのにんじんに対する熱い想いが伝わり、とてもうれしい時間となりました。これからもオール各務原で、特産品「各務原にんじん」のブランド化を進めていきます!
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