令和3年12月1日
目指せ健康長寿「フレイル予防」
いつまでも自分らしく健康に暮らすことは、誰もが願うことであり、超高齢化社会が進む現在、支援が求められています。そのため市では、加齢にともなって心身の機能が低下する「フレイル」を防ぐことに着目し、新たな取組を進めています。
10月22日、総合体育館で行われた「フレイルチェック大会」を見学してきました。体育館に入って驚いたのが、青いジャンパーを着たフレイル予防サポーターの方々の多さです。参加者30人に対し、サポーターが23人。参加者に寄り添い、「気を付けて」、「大丈夫だよ」と声を掛けたり、成功すると拍手が沸き起こったりするなど、会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれていました。
会場に設置された8つの測定コーナーでは、座位からの片足立ち上がりや、握力、唾液の飲み込み、発声、匂いシートを活用した嗅覚チェックなど、さまざまな視点で体の状態を確認します。チェックが終わると、保健師や看護師から結果に基づいてアドバイスがもらえるので、とても安心です。
測定が終わって体育館の外に出ると、東海学院大学の学生の皆さんがキッチンカーでお出迎え。食を通じてフレイル予防のサポートをしてくれる心強い仲間です。私も栄養たっぷりなオリジナルのニンジンマフィンを購入しました。鮮やかなオレンジの見た目と柔らかい食感に大満足でした。
参加された方も、サポーターや学生の皆さんなど多くの方と触れ合い、楽しい時間を過ごせたと思います。フレイル予防は、まずご自身の状態を知ることが大切です。今後もその重要性を啓発し、フレイル予防を始めるきっかけとなる事業を推進していきたいと思った1日になりました。
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