平成30年11月1日
災害に強いまちづくり
今年の夏は猛暑により、熱中症による市内の救急搬送者は、過去最多となりました。また、ゲリラ豪雨による床下浸水や道路冠水の発生、9月に本州を直撃した台風21号は木々をなぎ倒し、住宅の損壊や停電などの被害をもたらしました。
異常気象や頻発する自然災害への脅威を感じるとともに、事前の備えや迅速な対応、正確な情報の把握・発信など、さらなる防災体制の強化が必要であると感じました。
そんな中、9月9日には大地震を想定した地域防災訓練を市内の一次避難所18会場で実施。地域の防災力を強化するため、地域の皆さん自身が避難所の開設を行いました。グループに分かれて、避難所レイアウトの作成や仮設トイレの設置、授乳時などのプライベート空間の確保など、初めてのことに戸惑いながらも協力して作業を進めていました。多くの人が結集した力の頼もしさと、地域の絆の大切さを感じました。
実際に大規模な災害が起これば、多くの人の手が必要になります。防災に関する知識を高め、訓練を重ねることで、自助(自分の身は自分で守る)、共助(地域で助け合う)の力を高めることが大切です。
また、9月23日には総合防災訓練を県消防学校で行いました。20団体もの防災関係機関の皆さんが参加し、救助・救急・消火など実践的な訓練を実施。複数の機関が連携し、迅速に活動する姿はとても心強く思いました。
今後も、市民の皆さんが防災に関心を持てる機会を増やし、地域、関係機関、行政の連携や協力を深め、災害に強いまちづくりを進めていきます。
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