令和2年8月1日

伊木の森リニューアルオープン

　「伊木の森」は、昭和57年に各務原勤労者野外活動施設としてオープンして以来、長きにわたり、市民の皆さんの憩いの場として親しまれてきました。私も小学生のときには家族で遊びに行き、ローラースケートやアスレチックなどで1日たっぷりと遊んだ楽しい思い出があります。
　しかし、近年は施設の老朽化やレジャースタイルの多様化などにより、利用者が減少していました。このような状況に対し、どのように有効活用していくか、いかに愛される施設にするかを検討し、「誰もが身近な自然と親しめる」をコンセプトとした里山広場へとリニューアルすることとしました。
　そして、先月4日、小さなお子さんからご高齢の方まで、安全に楽しんでもらえる里山広場へと生まれ変わりました（施設の詳細は、2・3ページをご覧ください）。
　私もオープン前に訪れました。木々の緑に囲まれた広大な芝生広場は、開放感にあふれ、澄んだ空気に包まれていました。ちょっと一息つける休憩スペースからは、北側に各務原アルプスが一望でき、眼下には市の特産であるニンジンの畑が広がるなど、素晴らしい景色が見られます。
　また、標高173メートルの伊木山は、初心者でも気軽にハイキングを楽しんでいただくことができます。日頃の健康づくりや、野鳥のさえずりを聞きながらの森林浴など、多くの方に足を運んでいただければと思います。
　ご利用にあたっては「新型コロナウイルスと共にある」時代での新しい生活様式、「身体的距離の確保」、「手洗いの徹底」などを心掛けていただき、リニューアルした「伊木の森」をお楽しみください。