平成31年1月1日(年頭あいさつ)

ページ番号1006132  更新日 平成31年1月1日

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平成31年 市長年頭あいさつ

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新年、あけましておめでとうございます。
市民の皆様には、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

着実な歩みと挑戦
昨年を振り返りますと、これまで着実に進めてきた施策に加え、社会情勢の変化を的確にとらえながら、喫緊の課題にもしっかりと向き合い、それらを解決するための施策を力強く進めた一年でした。
住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域住民が主体となって高齢者の積極的な社会参加を促すため、「高齢者移動支援事業」という新たなサポート事業を開始しました。地域のニーズに合わせて活用していただくことで、移動支援の必要な方のみならず、元気な高齢者の介護予防にもつながり、地域の活性化に一役買っています。今年も生活に安心感をもたらす事業を積極的に展開していきます。
また、企業の人材不足が叫ばれるなか、市内企業の雇用環境の実態に目を向け、企業の人材ニーズにきめ細かく対応した支援を行うため、商工会議所や地元の高校、大学などと連携し、幅広く事業を展開しました。
そして、「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館( 空宙博【そらはく】)」のリニューアルオープン。先人の空・宇宙への憧れ、挑戦の物語を伝え、子どもたちにチャレンジスピリットと感動を与える博物館として、新たな一歩を踏み出しました。
米国スミソニアン航空宇宙博物館に続き、昨年はフランス最大のル・ブルジェ航空宇宙博物館との連携に合意し、今後、共同での企画展を開催していくなど、魅力ある博物館であり続けるために果敢に挑戦を続けていきます。

地域が活躍するまち
市長就任以来、一貫して力を入れている「子ども・子育て・教育」施策の充実。
地域の協力を得て実施している「基礎学力定着事業」や、企業と連携した「ものづくり見学事業」など、多くの皆さんに支えられ、つながりを強めながら「かかみがはら寺子屋事業2.0」は成長しています。子どもたちの夢や郷土愛を育むとともに、これらの事業に携わる方々のやりがいや生きがいにもつながるなど、相乗効果を発揮しながら、発展を続けています。
未来を担う子どもたちの成長を地域全体で育む「コミュニティ・スクール事業」もスタートしました。「地域とともにある学校」を目指した活動は、地域の方が活躍する場にもなっており、今年もその取組を加速させていきます。

ライフステージに合わせた支援
昨年度に開設した教育センター「すてっぷ」や、障がい者の相談支援を行う基幹相談支援センター「すま
いる」に続き、ライフステージに応じた支援のひとつとして、妊娠期から出産、子育て期までの支援を行う母子健康包括支援センター「クローバー」を開設しました。これらにより、各種専門機関と一体となった切れ目のない支援体制を構築しました。
また、子育てと仕事の両立に関する不安を解消し、女性の職場復帰、再就職を支援する事業にも力を入れています。
その上で、新たな取組として、就労意欲のある高齢者が年齢にかかわりなく活躍することができるよう、「生涯現役」を後押しする施策にもチャレンジしていきます。

さらに活気あふれるまちに
まちづくりのテーマは「幸せ」。平成27年度にスタートした各務原市総合計画では「笑顔があふれる元気なまち しあわせ実感かかみがはら」を将来都市像に掲げ、市民の皆さんや地域、企業、行政がそれぞれの役割を担いながら、理想のまちの実現に向け、総合的、体系的に施策を推進しています。
今年は、総合計画の計画期間10年の折り返しとなる節目の年度を迎えます。子ども・子育て・教育をはじめ、これまで着実に育んできた施策の成果をしっかりと見つめ、さらに強化していきます。そして、雇用や防災など目の前にある課題にスピード感を持って対応し、福祉などあらゆる分野において、多様なニーズに合ったサービスを提供することで、総合計画前期基本計画の総仕上げを行い、その後の後期基本計画へしっかりとつなげていきます。
市民の皆さんがさらに活躍し、活気あふれるまちを目指して、今年も全力で取り組んでまいります。

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