令和元年6月1日

ページ番号1006128  更新日 令和元年6月1日

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高齢者交通安全大学校開校式

高齢者交通安全大学校開校式の写真

4月26日、那加第二小学校区の65歳以上の皆さんを対象とした、「高齢者交通安全大学校」の開校式が行われました。
この大学校では、各務原警察署が関係団体や市と協力し、交通安全に対する意識の向上や交通事故から身を守るための、さまざまな研修や体験学習を行っています。
那加福祉センターにお集まりいただいた約60人の「新入生」の皆さんは人生経験豊かな方ばかりですが、学校に入学するのは幾つになっても緊張するものではないでしょうか。やる気と期待、そして少しの不安が見え隠れしているようにも見えました。
今年に入り、市内では3人の尊い命が交通事故で失われました。被害者、加害者はもちろん、被害にあわれた方のご家族の悲しみや苦しみを思うと、事故を防げなかったことが残念でなりません。
各務原警察署長からは、県内の交通死亡事故の被害者の6割以上が高齢者である現実と、一方で加害者となってしまっている事故も多いことが報告されました。そして、自分の命は自分で守る術を身に付けてほしいとも付け加えられました。
子どもからお年寄りまですべての方が、交通ルールを守ることが交通事故を防止する第一歩です。自分の命、皆さんの大切な人の命を守るためにも、この大学校への入学が、交通安全の大切さを見つめ直すよい機会になってくれると確信しています。
そして、学び得た知識をご家庭や地域にも還元していただき、「安全・安心なまち」の実現に向け、その一翼を担っていただきたいと期待を抱いた開校式でした。

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