子ども向けの「承久の乱」のリーフレットを作成(9月27日)

ページ番号1016437  更新日 令和4年9月28日

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市では、「承久の乱」を、イラストを使って分かりやすく解説した子ども向けのリーフレットを作成。稲羽東小学校では、このリーフレットを使った出前授業が行われました。

この地で起きた歴史的な出来事を伝え、郷土愛を育む

出前講座の写真

前渡地区は、1221年に起きた「承久の乱」の激戦地の一つです。歴史的にも重要な意味のある承久の乱が、市内も戦地になっていたことを子どもたちに知ってしてもらおうと、市は、子ども向けのリーフレットを作成。このリーフレットのイラストは、市在住のイラストレーターつぼうち きょうさんが手がけました。このイラストには、漫画を参考にした表紙にしたり、武将の表情で戦況を表現したりと、子どもたちにわかりやすくなるよう、工夫が凝らされています。

この日、稲羽東小学校で、このリーフレットを使った出前授業が行われました。授業では市学芸員が、市が合戦の地となったのは、軍勢が徒歩で渡れる浅瀬があったことによるものということや、同地区にある矢熊山では、現在も承久の乱の戦没者の供養祭が開かれていることなどを解説しました。6年生の永井多恵さんは、「今日の授業でも話のあった矢熊山を登るときは、歴史的に重要な意味がある場所と噛みしめて登りたいです」と、郷土愛が一層深まった様子で、授業の感想を話しました。

このリーフレットは、学校の授業で使われるほか、イベントや公共施設で配布し、観光PRにも活用していきます。

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