大牧一号古墳出土の鎧「挂甲(けいこう)」を復元して展示(8月14日)
文化財課職員が、市内の古墳から出土した挂甲を復元。中央図書館3階の歴史ギャラリーで展示しています。
古墳時代の気分を味わおう!
挂甲は、幅約2センチ、長さ約5~15センチの小札(こざね)と呼ばれる短冊状の鉄製の板を、革紐などでつなぎ合わせた古代の鎧の一種。古墳の副葬品として、市内では鵜沼大伊木町の大牧一号古墳から、剣や馬具などとともに出土しました。
今回復元した挂甲は、実際に出土した小札をもとに実寸大で作製。古墳時代の武具や技術を肌で感じてもらいたいと、全身を文化財課職員が手作りで復元しました。本来は鉄製のところ、軽く扱いやすいアルミ板を使用しています。
この挂甲は、希望者が着装体験できます。この日体験に訪れた方は、「思ったより軽いけど、着心地はあまり良くないかな」と笑顔で話していました。
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