大牧一号古墳出土の鎧「挂甲(けいこう)」を復元して展示(8月14日)

ページ番号1007883  更新日 令和3年2月12日

印刷大きな文字で印刷

文化財課職員が、市内の古墳から出土した挂甲を復元。中央図書館3階の歴史ギャラリーで展示しています。

古墳時代の気分を味わおう!

挂甲の着装体験をする人の写真

挂甲は、幅約2センチ、長さ約5~15センチの小札(こざね)と呼ばれる短冊状の鉄製の板を、革紐などでつなぎ合わせた古代の鎧の一種。古墳の副葬品として、市内では鵜沼大伊木町の大牧一号古墳から、剣や馬具などとともに出土しました。

今回復元した挂甲は、実際に出土した小札をもとに実寸大で作製。古墳時代の武具や技術を肌で感じてもらいたいと、全身を文化財課職員が手作りで復元しました。本来は鉄製のところ、軽く扱いやすいアルミ板を使用しています。

この挂甲は、希望者が着装体験できます。この日体験に訪れた方は、「思ったより軽いけど、着心地はあまり良くないかな」と笑顔で話していました。

このページに関するお問い合わせ

埋蔵文化財調査センター
各務原市那加門前町3丁目1-3 中央図書館3階
電話:058-383-1123
埋蔵文化財調査センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。